(1)三方五湖

   ●三方五湖  名勝三方五湖国指定 昭和12年6月15日  若狭湾国定公園指定 昭和30年6月1日
      この三方五湖は南から若狭湾にのひる三方断層に当る古生代の山脈が沈降して形成された陥没湖
      であるとされています。
      この湖(水月・日向・久々子・菅・三方)にまたがる虹のかけ橋とレインボ−ラインの中程にそびえる梅
      丈岳(海抜400m)山頂から見おろす若狭湾の男性的な日本海と対照に、乙女のようなロマンチックな
      五湖の壮大にして優雅な風光美はまさに天下の絶景であり若狭湾国定公園の白眉となっています。


            

        水月湖(すいげつこ)
          五湖の内最大の周囲18km、最大水深34mあり三方湖とは瀬戸口で菅湖を通じて堀切川で結
          ばれ久々子湖には浦見川により日向湖とは嵯峨トンネルでつながっている。
          深い湖底から強い匂いのする硫化水素がわき海水と真水が半々の汽水湖であることが特色
          で湖水にはコイ・フナ・ボラ・ハゼなど淡水魚がいる。
        日向湖(ひるがこ)
          元来湖口が海とつながっている外は他の四つのどの湖にも自然にはつながっていなかったが
          寛政11年に嵯峨疎水トンネルが開通して水月湖とつながったもので周囲6km、水深は五湖中
          で一番深く40mありクロダイ・ボラ・スズキ・カレイ・サバなど、海水魚が生息し、またハマチ・フ
          グ・マダイの養殖もされている。
        菅湖(すがこ)
          水月湖と同じく汽水湖で五湖のうち最小で周囲4km、水深14mで、湖岸に自生する「ヒトモトス
          スキ」は珍しい植物です。
        久々子湖(くぐしこ)
          南北に長い周囲8km、水深は2mで元来は砂洲によって海とへだてられた潟湖で満湖時には
          海水が逆流するので塩水湖であり魚類もハゼ・バラ・クロダイなどが生息している。
          寛文4年に偉大な治水の先覚者行方久兵衛により切り開かれた浦見川水道によって水月湖
          と結ばれている。
        三方湖(みかたこ)
          完全淡水湖で周囲12km、水深25m、魚の生息に最適とされコイ・ブナ・モロコエビ・ワカサギ・
          ウナギが生息し、この湖に流入する 川河口には鳥浜貝塚遺跡(縄文時代)があり数多くの遺
          物が出土しており三方町郷土資料館に一部展示されています。


                     


                


   ● 右側に三方湖・水月湖を見ながら県道216号を走ります。

                  


     


             


                            (全景は、パノラマでご覧ください)

   ● レインボ−ライン料金所を通過し、梅丈岳第一駐車場に向かいます。 

    * (レインボ−ライン料金所)

                  


           レインボ−ライン営業時間(※営業時間は都合により変更することがあります) 
               1〜4月・10〜12月 8:00〜18:00
               5・6・7/1〜20・9月 7:00〜19:00
               7/21〜8/31     6:00〜20:00
           レインボ−ライン 料金
               軽自動車・小型自動車・普通自動車 1,000円

                         (画像をクリックすると、大きくなります)


                                ● (入口へ) ●

 

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