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<< 裏磐梯ビジターセンタ−−→バス停「五色沼入口」−→ −→バス停「裏磐梯高原駅」−→「柳沼」−→「遠藤現夢翁の碑」>> 五色沼の東西二ヶ所に入口が,あり、そばにバス停と駐車場があります。 ビジターセンター側・・・五色沼入口 磐梯高原側・・・裏磐梯高原駅 車の場合は東西どちらかの駐車場を利用し、片道は路線バスを利用すると効率的です。 ● ビジターセンタ−前の駐車場に車を置き、バスで「裏磐梯高原駅」へ向かうことにしました ● ● 裏磐梯ビジターセンタ− 国立公園を訪れる皆さんに公園内の自然や人文についてわかりやすく展示、解説することで、自然への 理解を深め、また自然と直接ふれあうきっ かけをつくっていただくための施設です。 五色沼自然探勝路をはじめとした野外フィールドにお出かけの際にせひお立ち寄りください。(入館無料) ● 駐車場のそばにバス停「五色沼入口」があります。 「裏磐梯高原駅」へ向かいます。 ● 約6分でバス停「裏磐梯高原駅」到着。 ● 「裏磐梯物産館」があり裏磐梯のお土産が売っています。 すぐ「柳沼」が見えてきます。 (全景は、パノラマでご覧ください) 「柳沼」を左側に見ながら進みます。 ● 看板(特別保護地区)がたっています。 ここから先は特別保護地区です。 特別保護地区とは、原生的な自然景観を有しており、国立公園の中で厳重に景観の維持を図る必要の ある地区です。 1 きわめて自然状態に近い探勝路であるため、石やぬかるみもあります 2 マナー・ルールを守り注意して利用してください 福島県 標柱(柳沼)と地図(現在地)があります。 裏磐梯物産館近くの沼で、紅葉の季節にはカエデやウルシで美しく染まります。 ● 分岐を左側へ。 「遠藤現夢翁の碑入口 約350m」です。 遠藤現夢翁・・・裏磐梯植林事業功労者 巨大な岩石の洞に遠藤現夢の墓があります。 遠藤現夢(1864年生まれ 本名十次郎) 会津若松の商家の十二男として生まれ、後に遠藤家に養子に。 醤油醸造業を営む傍ら、運送業や鶴ヶ城周辺の桜の植樹などを手掛ました。 1888年(明治21年)、磐梯山大噴火で一面荒野と化した裏磐梯を見て、1910年頃から裏磐梯に住 み赤松や杉など約十万本を植林しました。 また裏磐梯の自然公園化を目指し、五色沼周辺の道路整備などを手がけました。 石碑に「天遊院仙翁豊徳居士・玉容院正室妙光大姉」と法名が刻まれています。 広場には功績を称える石碑「現夢翁略伝」が立っています。 「裏磐梯国立公園ノ開祖遠藤十次郎ハ元治元年正月十日会津若松新横町瀧口大右衛門ノ十二男 ニ生ル。後遠藤ノ姓ヲ継グ。」 資性剛直、物欲恬淡、国家ニ奉ズルノ念篤ク醤油醸造ノ傍ラ植林開墾ニ着目シ松平家ノ廟所見禰 山ニ杉ヲ、鶴ヶ城趾ニ桐ヲ植エ又濠ノ水利ヲ完成シテ養鯉ヲナスト共ニ数十町歩ノ美田ヲ開ク等社 会ニ貢献スル所大ナリ。 明治二十一念磐梯山ノ大噴火ニ一望荒廃ノ此地ニ立チ一念発起シ数々ノ苦難ヲ克服、遂ニ官地 壱千数百町歩ノ払下ニ成功シ自ヲ先頭ニ立チテ鍬ヲ執リテ植林シ道路ヲ開発シ将来ノ大森林公園 ヲ期シテ半生ノ心血ト私財ヲ傾ケテ事業ハ着々其ノ緒ニ就ク。 後森林組合ヲ結成シ旧噴火口ニ注水シテ温泉トナスノ大工事ヲ開発シ成功セシモ此事ハ組合ノ法 規ニ触レル所トナリ憂悶遂ニ病ヲ得テ再ビ起ズ。 酬ハザル生涯ヲ閉ズ。享年七十有三。生前自ラ選ビシ此大墓石ハ噴火ノ際ニ飛来セシ最大ノモノ ニシテ永ク其志ヲ伝フベク然モ其功ヲ語ルモノハ其中ニ植エシ松ノ緑ノミカ。 嗚呼不肖不敏、父ノ終局ヲ全フシ得ザリシヲ慨ム。 昭和三十六年亡父廿七回忌ニ際シ 男 義之助誌 歌碑「ながきよにみじかきいのち五十年ふんかおもえば夢の世の中」もあります。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |