<< ロの渡櫓−→東小天守−→イの渡櫓−→大天守1階 >> (画像をクリックすると、大きくなります) ● ロの渡櫓へ 東小天守と乾小天守を結ぶ二重の渡櫓。 内部は3階建で、1階北隅に大きな出格子窓があります。 その窓の底面が開き、石落としとなり、北腰曲輪に対する防御機能も備えています。 中庭側の壁面は全体に素木の格子窓が連なっています。 軸組構造模型 この模型は、昭和の大修理工事の際に大天守の解体修理のため実物の1/20で製作されました。 昭和の大修理工事は史上初めての全解体修理だったので、歴史的建造物のもつ技術的特徴、あ るいは構造上の欠陥や細部の処理、そして組み立ての方法をしっかりと把握した上で施工しなくて はなりませんでした。 さらに、建物を末永く維持できるように、破損・腐朽部分の取り替えや各部材の補強方法の検討も 不可欠でした。 さまざまな問題を明らかにし、安全で効率的な工事を行うための検討用に製作された模型です。 ● 東小天守 ロの渡櫓とイの渡櫓が接続する北東隅にあります。 渡櫓の二重屋根の上に望楼を乗せた建物で、三重の隅櫓になります。 石垣の内側に地階があるので、内部は計4階になります。 3階(最上階)は、北側に入母屋破風があるため、その屋根裏を破風の間として格子窓を設けてい ます。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● イの渡櫓 大天守と東小天守を結ぶ渡櫓。 3階建で、中庭に面する地階へは、1階から出入りが出来ない構造になっています。 ● 大天守1階 ● (画像をクリックすると、大きくなります) イの渡櫓の階段をのぼり右折。 廊下の両脇は、「武具掛け」になっています。 ● 大天守2階への階段を上ります。 * (右画像/大天守2階への階段) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |