石砂山 ( いしざれさん 588m  神奈川県相模原市藤野町 )
石砂山のパノラマ 篠原コ-ス

  ● 石砂山( いしざれさん 588m )
       頂上からは焼山と黍穀山が大きく、富士山は木々の枝が邪魔をしてすっきり見えません。
       またギフチョウとその生息地として有名です。
       藤野町15名山に選ばれています。
         生藤山(990.6m)・茅丸(1019m)・・吉野矢の音(633m)・・岩戸山(377m)・・小淵山(376.3m)

         向山(358.7m)・・名倉金剛山(456.5m)・・金剛山(410m)・・峰山(570m)・・日蓮峰岡山(460m)

         石老山(694.3m)・鷹取山(472.4m)・・陣馬山(854.8m)・明王峠(738.9m)・石砂山(578m)


                          


     


                     


   ● 神奈川県指定天然記念物  ギフチョウとその生息地
                             昭和57年12月28日指定
        ギフチョウはアゲハチョウ科に属する本州特産のチョウで春に出現、その美しく可憐な姿から「春
        の女神」と称されている。
        成虫はあたたかな日中に活動し、日当りの良い斜面を地上低くゆるやかに舞い、またスミレやサ
        クラの花を求めて吸蜜する。
        真珠のような卵はカンアオイの仲間(藤野町ではカントウカンアオイ)にまとめて生み付けられ、ほ
        ぼ20〜25日後に幼虫がふ化する
        幼虫はカンアオイの葉を食べて成長し約40日で蛹化、初夏から翌春までの長い期間を蛹で過ごす
        かつて神奈川県では、表丹沢と東丹沢の山麓から津久井郡にかけて広く分 布していた。
        しかし、これらの生息地の多くは1960年以降に相次いで消滅し、現在では 藤野町の一部で少数
        の自然発生が確認されているにすぎない。
        神奈川県に生息するギフチョウは分布上太平洋側の東限をなし、独特の形質をもつ個体群を形成
        していることで、その自然誌的価値はきわめて大きい。
        絶滅に瀕した県下のギフチョウを後世に永く残すため県指定天然記念物として保護するものである
          注意  藤野町においてギフチョウ(卵・幼虫・蛹も含む)を採集したり許可なくして生息に影響を
          及ぼす行為をした者は処罰されますのでご注意ください。
                 昭和58年3月  神奈川県教育委員会

   * (野鳥や蝶を撮られている知人から、ギフチョウの写真はお借りしました)

                



                          


        (アクセス)
            行き方は沢山あります。
            篠原コースに記載してありますので参考にしてください。

                (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください)

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