● 陣馬形山( じんばがたやま 1,445m ) 伊那山脈からはみ出した孤立した山で、伊那谷の大展望台となっています。 眼下には南北に流れる天竜川と、伊那谷が広がり、辰野から飯田まで一望でき、東に南アルプス 西に中央アルプス、天気がよいと北アルプスまで遠望することが出来ます。 また戦国時代には、武田軍のノロシ台があったと伝えられています。 ● 天然記念物丸尾のブナ(平成16年4月13日指定) 由来 文明元年(1469年)丸尾村、宮澤播摩源宗長の代、このブナの木を御神木と定め根元へ祠を建 立する。 諏訪大社の御神体として薙鎌をこの祠へ祭り、ブナの木明神と称して毎年3月初の酉の日を祭 日として祝い祭ってきたが、明治初年、丸尾熊野神社へ移奉す。 御神体薙鎌の謂 鳥の形に作ってある鎌(宮澤氏にて保存) 風を薙ぐ(鎮める)即ち風鎮めの神である。 当時、諏訪大社より分社の印としてこの薙鎌の下付を受けて祭ったものと思われる。 薙鎌 長さ 10cm 巾 3.8cm 厚 0.2cm 木の概要 樹齢推定 600年、目通り幹周囲 6.45m 樹高 14.5m 東南 22m 南北 20m 所在地 中川村大草沢1658-1 標高 1280m 住吉より丸尾宮澤氏所有地且つ所有木。 昭和23年(1948)より丸尾耕地共有地且つ共有木。 昭和30年(1955)より官行造林地をして長野営林局と契約の為、南向村(現中川村)へ所有権を移 転す。 平成12年(2000年) 中川村、丸尾耕地 南信森林管理署 ● 風三郎神社 黒牛に、風の神「級長津彦命(しなつひこのみこと)」と「級長戸辺命(しなとべのみこと)」を祀っ た風三郎神社があります。 この風の神は、風災を免れて豊作になるように守る神で、日本各地で風三郎(風の三郎)の名 で祀られていますが、当風三郎神社の神は黒い牛に乗ってきて風穴という岩穴にこもったと伝 えられています。 風の神は獅子が嫌いであるため、この地区では古来より、神楽の獅子や越後獅子が「宮の入 坂」(美里地区の入口辺り)から奥へ上がったことがなく、この坂から上に登れば暴風を起こす と言い伝えられています。 * (天然記念物丸尾のブナ)・・・(石碑・風三郎神社) (アクセス) 中央高速・駒ヶ根ICで下りた場合 駒ヶ根IC通過し左折。 県道75を直進し、信号(北町)右折し、国道153で中川村方面へ。 中川村に入り、坂戸峡交差点(←大鹿 豊田・飯田↑)を左折し、坂戸橋を渡り道 なりに進み、突き当たると県道18号です。 (風三郎神社先登山口コ-スの中に、詳しく載せてあります) 中央高速・駒ヶ根ICで下りた場合 松川IC通過し県道59号を直進。 信号(上新井)で国道153号と交差しますが直進。 途中から県道18号(伊那街道)と合流し天竜川を渡る。 信号(渡場)を左折し道なりに進むと、駒ヶ根ICで下りた道と合流。 (風三郎神社先登山口コ-スの中に、詳しく載せてあります) (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |