● 兜山 山梨百名山に選定されています。 甲府盆地東部、関東山地の最南部にあたり、標高は913mで、大久保火山岩類の三富層からなっ ています。 山名は、大岩が突出し麓から見ると兜の形に似ている事からと言われています。 甲斐国誌にも 大岩突出シテ、黒鉄鉢ニ似タリ と記録されています。 ”森林文化の森”整備事業によって、登山道・東屋・展望台が整備され山頂近くの展望台からは、 春日居町・甲府盆地東部を一望できます。 * (展望台より) ● ヤマナシと山梨県 山梨県という県名の起こりには諸説があります。 その一説に山に生えていた梨の木(ヤマナシ)の名に由来するという説があります。 その昔、春日居町付近の山麓には、ヤマナシの林があったと伝えられています。 山梨岡神社の記録によると、 成務天皇の時代(4〜5世紀)、ヤマナシの木を切り、現在の地に社殿を建立したとこから ”甲斐ヶ根山梨岡神社” と称した旨の記述があります。 ヤマナシ・・・・バラ科ナシ属 分布・・・・本州・四国・九州・中国南部・朝鮮南部 食用の梨の母種です。 4月に3〜3.5cmの白花が咲き、9〜10月に2〜3cmの果実が実ります。 果肉は皮目が多く酸味が強く、美味しくないそうです。 * (ヤマナシの花と実) ● アクセス 電車・・中央本線・春日居町駅下車。 登山口まで徒歩1時間30分 車・・・一宮御坂I.Cから登山口まで約30分 行き方は色々あります。 新設コース〜山腹コースに記載してある登山口までの道順は参考に。 (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |