菊花山は大月の人からは貧乏山・バカ山とも呼ばれ、反対に沢井の人からは徳山・林宝山と呼 ばれています。 理由は日陰と日当りの土地からだそうです。 幕末三剣士・桃井春蔵(無辺寺は菩提寺です) 安永2年(1773年)大和郡山柳澤2代目美濃守信鴻が隠居して甲斐守保光が後を継ぎ、江戸 詰めの柳澤藩士の剣術指南として桃井八郎右衛門直由(春蔵)を200石で召抱えました。 桃井春蔵は当時、無辺流槍術や戸田流、一刀流、柳生流、堀内流などの刀術を究め、鏡新明 智流を創始して江戸日本橋南芽場町に「士学館」という道場を開いていました。 幕末の江戸三大道場 桃井春蔵の「士学館」 千葉周作の「玄武館」 斎藤弥九郎の「練兵館」 「位は桃井、業(わざ)の千葉、刀は斎藤」と言われていたそうです。 無辺寺のトチノキ 大月市指定文化財(天然記念物・・・指定日 昭和51年8月8日) この木は 根元の周囲・・4.5m 目通り幹囲・・4.3m 枝張り東西・・・18m 南北・・・18m 樹高・・・22m 五月下旬頃開花し、秋には沢山の実をつけます。 トチノキは、普通温帯域の山地に生える落葉広葉樹ですが、当暖帯域の低地に見られるのは 珍しくトチノキの巨樹として市内稀であるとともに、県下でも屈指のものです。 * 帰路コースの方を登った方が道は良くわかります。 しかし下りは滑りやすいので注意が必要です。 * 無辺寺から登ると、途中素晴らしい富士山が見えます。 (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |