巾着田 (埼玉県日高市) 巾着田周辺は、今から約1200年前に高句麗から渡ってきた高句麗人が住みつき大陸文化を 取り入れた高度な生活を営んでいた場所です。 当時は、水田を作ることは大変な事業でありました。 高句麗人は、高麗川が蛇行している事を巧みに利用し川を堰き止め、その内側にあふれた水 を導き水田としました。 その形が、山の上から見ると巾着の形をしている事から、巾着田と呼ばれるようになりました。 直径約500メートル・面積約17ヘクタールの平地には、菜の花・コスモスなどの花々が咲き、中 でも秋の曼珠沙華(彼岸花)群生地は辺り一面を真紅に染め、まるで赤い絨毯を敷き詰めたよ うです。 花の名前には、地方の俗名が多く、50余りの方言があります。 ヒガンバナは、秋の彼岸の頃に咲く事によります。 曼珠沙華は、赤色を表わす梵語です。 (画像をクリックすると、大きくなります) (巾着田 案内) 巾着田のヒガンバナは有名で、今回(9月23日)は2回目です。 近づくと道路は混みあい、駐車場は観光バスを含めて一杯です。 (駐車料金 普通車・・500円) 早咲きが9月20日頃から見頃を迎え、遅咲きが10月上旬には咲き終わるようです。 入場券(200円)を購入し、案内図に従って見学です。 一面がヒガンバナの真紅な色で染められ、ニセアカシアの林の緑が美しさをいっそう引き立ててくれ ます。 大勢の見学者で、なかなか前には進めません。 また三脚で本格的に撮影している人・デジカメや携帯電話で撮っている人など、さまざまです。 高麗川の河原で、水遊びや休憩している人達もいます。 * (入り口)・・・(ヒガンバナ)・・・(高麗川の河原) (全景は、パノラマでご覧ください) ゆっくりコースを進んでいくと ”ふれあい広場” になり舞台がありました。 バンド演奏をするのでしょうか準備中です。 また脇には沢山の売店があり、いろいろ売っています。 * (ふれあい広場の舞台)・・・(沢山の人達で賑わう売店) 売店の脇にはコスモス群生地があり、ヒガンバナの赤色とまた違う優しい色合いのコスモスが見事 に咲いています。 (全景は、パノラマでご覧ください) (電車利用) ・西武池袋線高麗(こま)駅下車徒歩約10分 ・JR川越線・八高線高麗川(こまがわ)駅下車徒歩約40分 ※JR川越線を利用する場合は、JR高麗川駅で八高線に乗り換え(八王子直通電車あり) さらに東飯能(ひがしはんのう)駅で西武池袋線に乗り換え高麗駅で下車。 (バス利用) ・JR高麗川駅から国際興業バス、高麗駅経由飯能駅行に乗り「巾着田」下車徒歩約3分 ・西武池袋線飯能駅から 国際興業バス、こまニュータウン循環高麗川駅行に乗り「巾着田」下車徒歩約3分 (車利用) ・関越自動車道「鶴ヶ島」I.Cから14Km ・圏央道「圏央鶴ヶ島」I.Cから11Km ・圏央道「狭山日高」I.Cから8Km (徒歩による所要時間・・・JR高麗川駅からのルート) ・ルート1・・・・高麗中学校経由・・4KM 約1時間 ・ルート2・・・・県道川越・日高線経由・・3KM 45分 ・ルート3・・・・高麗神社経由・・4KM 約1時間 ・ルート4・・・・高麗駅からのルート・・800M 約10分 (日高市巾着田管理事務所HPを参考にしました) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |