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<< 小客間−→大客間−→大食堂−→小食堂 >> ● 小客間 大客間と続き間となっていて、必要に応じて引戸で仕切ることが出来ます。 大客間とはシャンデリアや壁紙の意匠を揃えますが、マントルピースは小振りで明るい色調の大理石 を用います。 南の芝庭に面しては、当時高価であった巨大な1枚ガラスの開戸を備えます。 ● 大客間 お客様にくつろいで過ごしていただくための部屋で、部屋のこそここに座り心地の良いソファーや ティーテーブルが配され、室内には絵画や美術品、珍しい観葉植物などが飾られていました。 黒い大理石のマントルピースの上には記念の品が置かれ、ピアノも備えられていました。 小客室と同様の備えですが、天井の縁廻しがより豪華です。 ● 大食堂 晩餐会のための部屋で、最大で26人のディナーが可能であったといいます。 巨大な白大理石のマントルピースが部屋の中核で、その周囲を古典的な文様の金唐紙で飾ります。 マントルピースの向かいは円弧状の張り出し窓があり、天井に及ぶチーク材のパネル壁が落ち着い た雰囲気を醸します。 ● 小食堂 家族のための小食堂です。 東庭にテラスを張り出し、前面にカットガラスをはめた扉にしています。 壁一面に食器棚が設けられ、部屋の隅には地下の厨房から料理を運ぶための小型エレベーターが ありました。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |