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<< 二階へ−→階段広場−→夫人室−→寝室−→浴室−→三女居室−→展示室 >> ● 階段をのぼり二階へ。 ● 階段広場 ● 夫人室 菊子夫人の居間で、家族団欒の場でもありました。 鏡付きの優美なマントルピースは小菊模様のグリルをはめ、三連アーチの窓や格子天井もやさしい 雰囲気です。 カーテンや絨毯は紫色で、壁紙も華やかなダムスクの大柄を用い、邸内でもっとも華麗な部屋であ ったといいます。 ● 寝室 侯爵夫妻の寝室で、壁紙は金銀の色彩です。 枕元の壁龕(へきがん)には前田家当主の守り刀が置かれており、その両側の小窓は透かし彫りを 施した豪華なものです。 ベットやキャビネット等の家具の多くは、ロンドンの高級家具であるハンプトン社で誂え、船便で送 られました。 ● 浴室 手前が洗面室、奥がバスタブと洋式トイレを備えた浴室でした。 地下1階のボイラー室からお湯を供給することが出来、スチーム暖房も完備されていました。 ● 三女居室 菊子夫人のための化粧室で、広い押入が2つ付属していました。 そのためかラジエーターグリルのみでマントルピースはありませんでした。 円弧状の張り出しに三連アーチの窓を配した優美な部屋で、天井の縁廻しシャンデリアも優美なも のです。のちに、三女の居室として使用されました。 ● 展示室 沢山の展示品があります。 トランク・・・昭和5年(1930)に一家がイギリスから帰国した際に使用されたトランク。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |