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<< 次女居室−→次の間−→書斎−→長女居室 >> ● 次女居室 書斎の附属室(図書室)として計画された部屋で、壁一面に書棚が造り付けられています。 青いタイルのマントルピース、天井の星形の中心飾り、十二角形の変わった意匠のシャンデリアが 特徴的です。 次女の居室として使用されていました。 ● 次の間 書斎の前室で、内装も書斎とほぼ同じです。 洋間の造りに合わせた床の間を備えています。 床の間の壁紙はサルブラ社(スイス、当時)のもので、鈍い金彩を放っています。 ● 書斎 利為侯の書斎で、邸内で最も重厚な雰囲気の部屋です。 マントルピースのグリルには龍が浮き彫りにされ、ここが高貴は人物の部屋であることを示します 壁はチーク材のパネルと金唐紙で装飾され、天井もチーク材の鏡板を用い、床は寄木モザイクに 絨毯を敷き込みます。 机の背後には書棚が造り付けられています。 ● 長女居室 第一客用寝室として計画されましたが、長女に居室として使われました。 2室に仕切ることもできる広い部屋です。 カーテンは書斎と同等のものを用いますが、壁紙や絨毯の柄は、可愛らしいものに替えたようです。 整備工事の際に、当初の雰囲気に倣って壁紙と絨毯を設えました。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |