(本堂後庭園/季節限定) (画像をクリックすると、大きくなります) << 桂橋−→山門−→本堂−→開山堂−→花想い地蔵−→やぐら−→ −→瓶の井−→宝物殿−→お堂(模聖観音菩薩)−→竹林の散策路 >> ● 桂橋を渡り、山門へむかいます。 ● 両側に多くの紫陽花が植えられている階段を上ると「山門」で梅雨の頃には見事に咲き誇ります。 * (山門) ● 本堂 本堂は「方丈」の額が掲げてあり、脇の部屋には丸窓があり本殿裏の庭園を観ることができます。 庭園は、ショウブの季節と紅葉の季節が特に映えます。 本堂前は枯山水の庭園になっています。 * (本堂前の枯山水の庭園) * (本殿裏の庭園) (全景は、パノラマでご覧ください) 本堂後庭園(季節限定 特別公開庭園) 花菖蒲開花期/6月初旬頃 紅葉期/12月初旬頃 今回は、残念ながら見学できませんでした。 ● 開山堂(宗猷堂/そうゆうどう) このお堂は禅興寺隆盛時代(1380年頃)明月院境内の中に建立されていた宗猷堂を後に開山堂 としたものである。 堂内中央には建長寺開山蘭渓道隆(大覚禅師)の5代目の法孫で当院開山密室守厳禅師(1390 年6月9日示寂)の木像、向って左に最明寺・禅興寺当院の歴代住持の位牌が祀られている。 (全景は、パノラマでご覧ください) ● 花想い地蔵 人は誰しも はかない花の思い出の中に生きています。 大切な人との別れ、いとおしい物との別れ そんな時 ふと目に止まった花が どんなにか 心を慰めてくれたことでしょうか。 いつくしみ深き花地蔵 ● 明月院やぐら(羅漢洞) 「やぐら」は中世鎌倉時代特有の洞窟である。 間口約7m、奥行き約6m、高さ約3mで鎌倉市現存の最大級である。 壁面中央には釈迦如来・多宝如来の二仏と両側に十六羅漢を浮彫りにし中央に明月院中興開 基、上杉憲法方公をまつる宝筴印塔(ほうきょういんとう)、その前には禅宗様式を表した香炉が 安置さている。 このやぐらは、もともと、永暦元年(1160年)平治の乱、京都で戦死したこの地の豪族、山ノ内俊 道の菩提供養の為に子供である山ノ内経俊によって造られたと伝えられ、その約220年後に上 杉憲方が生前に自ら墓塔を建立したと伝えられるが、 灰岩質であるために風化が著しく、それ らの彫る成年代は明確ではなく今後の解明が待たれる。 上杉憲方公は上杉重房公の4代目の曽孫で山ノ内上杉家の祖。 憲方公の子孫の憲政の時、北条氏康との戦に敗れ越後の長尾景虎を頼り上杉の家名をゆすっ た。 長尾景虎は後の戦国時代の武勇、上杉謙信である。 ● 瓶の井(かめのい/つるべの井) 鎌倉十井の一つ。 岩盤を垂直に堀り貫いて造ったとみられ、その内部が水瓶のようにふくらみがあることから「瓶の 井」と呼ばれ、鎌倉十井の中でも現在使用できる井戸としては数少ない貴重な存在である。 鎌倉十井とは 江戸時代 水質のあまり良くなかった鎌倉の地において、数多くある井戸の中でも特に 良質の水が湧いたと伝えられる十の井戸。 ● 宝物殿 ● 休憩所に向かう途中に小さなお堂(模聖観音菩薩が祀られています)があります。 ● 休憩所 * (休憩所)・・・(クロバナロウバイ) ● 総門から山門への右側の竹林散策路には、本堂などの修理の屋根瓦等が置いてあります。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |