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<< 奥殿 >> ● 奥殿胴羽目彫刻見学入口を入ります。 奥殿の彫刻は、すべて精巧を極めたものですが、なかでも中国の故実を取材した裏面胴羽目の 彫刻はすばらしいです。 「七福神と唐子遊び」等を描いた情緒豊かなもので、桃山風の気品を残しています。 平成24年に国宝に指定されました。 公開日時・・10時から16時 年中無休(臨時休有り) 拝観料・・・・700円(小学生以下は無料) ● 奥殿 南面 ● * (鳳凰) ○ 意図的に塗り残された箇所 極彩色の建物の中で、一か所だけ、写真のように色が塗られていないところがあります。 これは、「完璧な建物は、あとは廃れていくだけ」との思いから、昔の職人があえて漆を塗らな かったものだそうです。 たぶん「鳳凰」の左側で白い彫刻のすぐ右だと思うのですが、鮮明画像でないので・・。 ○ 三聖吸酸(さんせいきゅうさん) 孔子、釈迦、老子が酢をなめ、酸っぱさを共感している様子を表現したもので、中国の故事に 由来しています。 儒教・仏教・道教など、宗教や思想が異なっていても、真理は一つであるという「三教一致」を 意味しているそうです。 ● 奥殿 西面 ● * (中央画像/布袋様・恵比寿様・大黒天様の三人による囲碁遊び) 布袋さまは、恵比寿さまもなかなか手ごわいと手を頭にやりながら、 ニコニコとしながら、恵比寿さまの次の一手を待っています。 そばで大黒さまがどうなることかと、酒杯を手に食い入っています。 ● 奥殿 北面 ● * (右画像/鳳凰) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |