(3)能楽殿→禊殿

                 



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  ● 能楽殿
       中央に能舞台、向かって右に「貴人席/きにんせき」、左に「橋掛り」から「鏡の間」と設えられた、十五
       世紀初頭室町時代に能祖世阿弥によって完成された調和ある完全な姿が再現されている。
       檜皮葺(ひわだぶき)、総檜造り、舞台正面松羽目の老松、右側面の若竹は、守屋多々志画伯(文化勲
       章受章)の筆による。
       池を隔て舞台に対峙して、見所(書院)を象徴する黒御影の石舞台風の長方の台が置かれ、水面に影
       を落として毅立する舞台との間に、深い静寂と緊張を伴って、幽玄の神秘なる空間を生み出している。


             


    (能舞台)

                          


                  


   * 正面右側

                  


    (貴人席)

                  


   * 正面左側

                  


                  


  ● 禊殿(身曾岐神社HPから)
       上流に滝、下流に能舞台前の神池があり、その中流の池に社殿が浮かぶ構造になっています。
       これは神世の昔、イザナギノミコトが黄泉の国から帰り、身についたけがれを清めようとして川辺に立ち
       「上つ瀬は瀬速し、下つ瀬は瀬弱し」として中つ瀬に降りられ、そこで初めてみそぎをされ、次々に尊い
       神々をお生みになったという神話に基づいています。
       80年という長い年月をかけて湧き出る御神水・八ヶ岳の湧水が常に溢れ、上からは直接、自然光が差
       し込む神殿内。
       ヒノキの柱に壁は麻の布という一切の人工物を介在せず、自然そのものの素材による空間の中で、光
       と水が1つに結ばれる神域になっています。
       「神は火水(かみ)なり」という古神道の思想、古事紀の世界をそのまま象徴、凝縮された禊殿は、屋根
       にも1つの思想が体現されています。
       そもそも古代日本人にとって天空とは1つの屋根であり、私たちの祖先はその天地に育まれ、素朴で
       豊かな暮らしを営んでいました。
       そのことから、他の多くの建物の屋根が外り、あるいは直線であるのに対し、この禊殿の屋根は天空
       や古墳をイメージした内反りになっています。
       まるで雪で作ったかまくらのように、何か日本人の郷愁を誘うような神殿、それがこの禊殿なのです。


                   

   * 鏡の間と日向橋

                  


   * 禊殿

                  



    



              



  ● 国指定天然記念物 山高の神代桜子孫  大津山 実相寺   平成27年3月21日

  ● 縁結び 子宝の杉
       古事記の伝承に基づき  男は左回り 女は右回り  祈念を込めて 一周お廻りください。
          *縁結び守 子宝守  授与所にて頒布ししております。     身曽岐神社

                           




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                                ● (入口へ) ●


 

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