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<< 正門−→本館−→(0)原家住宅 >> ● 正門(本館)を入ると受付があります。 ● 本館(正門)には2つの展示室があり、民家の基本を学ぶことができます。 第1展示室では、日本の民家を建築の面から見ていきます。 企画展示室では、年2本の企画展示を開催しています。 ● (0)原家住宅 指定区分 川崎市重要歴史記念物 旧所在地 神奈川県川崎市中原区小杉陣屋町 建物区分 住宅 構造形式 木造2階建、入母屋造、棧瓦葺(一部下屋 銅板葺) 一階=桁行17.6m、梁行13.2m/二階=桁行10.9m、梁行9.1m この家は大正2年(1913)に竣工しました。 完成まで22年を要し、ケヤキなど主な材木は横浜にあった原家の持ち家から切り出されました。 驚くほど慎重に家づくりしました。 主屋はケヤキ材をふんだんに使用した。 江戸時代の民家には建築上さまざまな制約がありましたが、明治になりそれがなくなると宮大工 の技術が要所に名入り、豪壮な住宅がつくられるようになりました。 日本の木造建築技術が高度に発達した明治後期の貴重な建造物であり、近代和風建築の特徴 をよく表しています。 原家は、古くは中原街道沿いで肥料問屋を営み、大地主になると銀行経営や政治に進出して神 奈川県議会の議長を二代続けて務めました。 戦後は、一時「陣屋荘/じんやそう」という名の料亭となり、多摩川の花火大会などで賑わった他、 結婚式なども行われました。 ○ 式台 冠婚葬祭時の正式な入口 ○ 入口 ○ どま(土間) ○ あがりま ○ なかのま ○ ざしき(座敷) ○ ろくじょう ○ ぶつま(仏間) ○ いま(居間) ○ おかって(台所) ○ 建物の前を行くと小さな門があり、庭になっています。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |