中池周辺のパノラマ |
(中池)・鏡池・菖蒲池 |
出口池 |
●忍野八海 霊峰富士の胎内より湧き出でる八つの泉は、昔から「神の泉」と崇められ、いくつもの「伝説」が 語り継がれています。 忍野八海は八つの湧水池から成っています。 その昔、忍野村は「宇津湖」という湖だったそうですが、延暦に富士山が大噴火し、そのとき流 れた溶岩流によって、湖は山中湖と忍野湖に分かれてしまいました。 忍野湖は富士五湖と関連する一つでしたが、川の浸食や掘削排水のため枯れてしまいました 忍野八海は、その時残った富士山の伏流水の湧出口の池として、今日存在しています。 富士山に降り積もる雪解け水が、地下の不透水槽という溶岩の間で、約80年の歳月をかけて ろ過された澄みきった水。 美しく神秘的であり、移り変わる四季に彩られた富士を水面に映し込んだ姿は、訪れた人々に 水本来の姿と護るべき美しさをそっと訴えているようにも感じられます。 水質・水量・保全状況・景観の良さから、昭和60年に、全国名水百選に選定されています。 また、新富岳百景選定地でもあり、国の天然記念物にも指定されています。 * 湧池周辺 * 中池周辺 ●国指定重要文化財 忍草浅間神社の三神像 此所より北方に位置する鎮守の森には大同2年(807年)に創建以来、悠久1200余年の永き にわたり忍草を鎮守してきた浅間神社がある。 その神徳は1191年鎌倉幕府を開き、その後の武家政治の基礎を確立した征夷大将軍源頼 朝公は富士裾野巻狩に際して、当神社に於いて鎌倉幕府武運長久祈祷を命じ、鎌倉古道 鳥居峠の地に鳥居随神門を建立し、運慶作と伝える金剛2力士(現在は境内にあり)を奉納 した事から推察される。 上に掲げた写真は本殿に鎮座する御神像3体で、正和4年(1315)丹後(京都)の仏師石見坊 諍観(いわみぼうしょうそん)の作で、平成17年6月9日国指定重要文化財として文部科学相 より認定を受けました。 右側の女神は本神社の主神、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)であります。 中央の男神は姫のご主人で伝鷹飼、天津日高日子番能邇々藝能尊(あまつひたかひこほ のににぎのみこと)であります。 左側の男神は姫の御父神で伝犬飼大山津見命(いぬかいおおやまつみのみこと)です。 本殿の造りは三神殿三間社流れ造りで県内では他に例を見ません。 境内には境内社が数多く鎮座して祭典が行われ、県指定天然記念物ヒイラギ科イチイの老 巨木の群生、村指定天然記念物大欅があります。 平成20年戌子正月 忍草富士浅間神社社務所 (忍野村観光協会のHPを参考にしました) (アクセス) 車の場合・・・・・中央道河口湖ICでおり、国道138号10分 「湧池・濁池」に記載してありますので、参考にしてください。 バスの場合・・・富士急行河口湖線富士山駅から 富士急山梨バス内野・膳棚方面行きで17分 神鶴橋または大橋下車、徒歩3分 富士急山梨バス本社営業所:TEL 0555-72-6877 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |