(六義園HPからお借りしました) (画像をクリックすると、大きくなります) |
<< 千鳥橋−→水分石・枕流洞−→滝見茶屋−→心泉亭−→宜春亭 >> ● 千鳥橋を通過。 千鳥橋(ちどりばし 六義園八十八境五十六) 鳥の千鳥が足を交差させて歩く様子から、ジグザグの形を「千鳥」と呼びますが、左手の千鳥橋は かつては実際にそういう形 をしていました。 浜千鳥の跡を追って和歌の浦をさがす、というイメージが重ねられています。 * (左側)・・・(千鳥橋)・・・(右側) ● 千鳥橋を渡ると、四辻(←滝見茶屋 ↑もみじ茶屋 吹上茶屋→)に。 * (滝見茶屋方面)・・・(もみじ茶屋方面)・・・(吹上茶屋方面) ● 左折して行くと、滝見茶屋が見えてきます。 ● 水分石(すいぶんせき/みずわけいし 六義園八十八境四十四) 枕流洞(しんりうとう/まくらのほら 六義園八十八境四十五) 日本庭園では、滝口の石組で水を左右に分ける石は「水分石」と呼ばれる。 「六義園記」には、「水を、三つにわけたる石なり。東山殿の図にも、『水分石』といふ石あり。」とあり、 足利義政が造営した銀閣寺が触れられている。 夏目漱石のペンネームとなった、「石に漱(くちそそ)ぎ、流れに枕す」という言葉は有名だが、江戸時 代初期の儒学者の藤原惺窩(せいか)は、住んだ山荘の周囲の景勝地を「枕流洞」と名付けた。 「六義園記」では、石の形が「流れに枕して、下に洞あり。」となっている。 ここから流れる水が庭園全体の水源であるが、作庭当時は千川上水が利用されていた。 現在は井戸水が使われている。 この周囲には他にも紀川上(きのかわかみ)、紀路遠山(きじのとおやま)など八十八境の多くがあり、 山中の水源であると同時に、和歌の歴史の源という意味も込められている。 右手奥にはやはり日本庭園の石組としてよく用いられる「三尊石」があるが、これは岩崎家所有の時 代に据えられたといわれる。 ● 滝見茶屋 あずまやの横を渓流が走り、岩の間から落ちて水しぶきをあげています。 あずまやからは、滝の石組(水分石/みずわけいし)などの景観や水音が楽しめます。 ● 千鳥橋を左側に見ながら、心泉亭方面に向かいます。 * (千鳥橋)・・・(滝見茶屋/振り返ると) ● 心泉亭は集会場で、利用の際は予約が必要です。 ● 宜春亭(きしゅんてい/茶室)は茶室で、利用の際は予約が必要です。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |