(1)龍華院大猷院霊屋

   ● 掛川第一小学校の北側の道を進むと、左側にのぼっていく道があり、「龍華院」の標識があります。

                  


                          


   ● 坂の途中の左側に石碑があります。

                                 


   ● 再び階段をのぼると、「掛川古城本曲輪跡」広場に。

                  


                                 


   ● 龍華院大猷院霊屋(りゅうげいんたいゆういんおたまや)
            宝形造(ほうぎょうづくり) 桁行3間(5.5m) 梁間3間(5.5m)
        この霊屋は、明暦2年(1656)掛川藩主北条氏重が幕府に願い出て、徳川3代将軍家光(諡号大猷
        院)の霊牌を祀るために建てたものである。
        当時の建物は、文化15年(1818)3月火災により失われ、文政5年(1822)当時の藩主太田資始(す
        けもと)により再建された。
        現在屋根は瓦葺きであるが、再建時は柿葺(こけらぶき)であった。
        内部には春日厨子があり、霊牌を祀る。
        昭和29年(1954)1月30日、春日厨子を含め、静岡県文化財に指定された。
        霊屋は厨子のない氏重が断絶の打開策として建立したといわれるが、万治元年(1658)10月氏重
        の死去に伴い、家は断絶、領地は没収となった。
        霊屋が建つ地には、戦国時代の明応6年(1497)から文亀元年(1501)ごろ駿河の守護大名今川氏
        親が遠江支配の拠点として重臣朝比奈泰X(やすひろ)に命じて築かせた掛川古城の本曲輪があ
        った。            掛川市

                        


                             


                          


                  


       *左側

                          


                      


       *後側

                  


       *右側〜後側

                  


       *右側

      


   ● 石塔

                  


   ● 不動堂

        


   ● 土塁
       霊屋を囲むように土塁が築かれています。

                          



                          (画像をクリックすると大きくなります)


                                ● (入口へ) ●


 

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