● 掛川城と子角山(ねずみやま) 掛川城は今川氏の重臣であった朝比奈泰X(やすひろ)により1500年ごろ子角山の地に築城され ました(掛川古城)。 その後、1513年には龍頭山(りゅうとうざん/現在の掛川城公園)に新たに築城されたため、子角山 には建物が残っていませんが、本曲輪は現在の龍華院大猷院霊屋(りゅうげいんたいゆういんおた まや)の位置にあったとされ、霊屋東側に残る大堀切(空堀)の跡に往時の面影が残っています。 戦国時代の1568年、掛川城に逃げ込んだ今川氏真(うじざね)を攻めるため、徳川家康は大軍を率 いて掛川城を攻めましたが、その際子角山に掛川城攻略の本陣を置いたという説があります。 子角山は龍華院大猷院霊屋の西側にある尾根と小学校沿いに整備された遊歩道の先にある東側 の尾根によって構成されており、現在では龍華院子角山(りゅうげいんねずみやま)公園として、両側 の尾根を一体的に整備しています。 ● 龍華院子角山公園(りゅうげんいんねずみやまこうえん)に向かい階段を下ると、右側に掛川第一小学 校のグランドが見えます。 ● 左側は大堀切(空堀)です。 ● 坂を登っていくと、子角山は公園になっています。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |