＜＜ 御社殿−→石灯籠−→祠（大黒様）−→参集殿・駐車場 ＞＞ ● 御社殿 神社創建時に伊藤博文、山縣有朋、井上馨、乃木希典、等の方々によって造営された社殿は現 在本殿の内陣となっています。 現在の社殿は昭和２年から３年にかけて、明治の元勲や崇敬者の方々によって造営されました。           ○松下虎図 吉田松陰の幼名は杉寅之助。 吉田家に養子に入り大次郎と改めた。 通称 寅次郎。 24歳の時、停泊していた黒船に盗んだ漁船で乗り付け、アメリカへの密航を企てるが失敗し投獄 されてします。 翌年、安政元年に獄中でこう記している。 「吾が名は寅次郎、寅は虎に属す。虎の徳は猛なり。吾れ生来卑微にして孱弱、虎の猛を以て師 と為すに非ずんば、安んぞ士たることを得ん」自分は取るに足らない弱い存在なので、名のとおり 虎の力を借り、虎を師と仰がなければ武士たり得ない、という意味だ。 幼い頃から虎の名で呼ばれ、虎を師と仰いでいた松蔭は、敵とも味方とも分からぬ黒船に後先を 考えずに飛び込んだ。 丘の上から黒船に狙いを定める姿は、まさに虎そのものだったに違いない   ● 石灯籠 境内に立ち並ぶ32基の石燈籠は、毛利元昭公をはじめ、先生門下の伊藤博文、山縣有朋などの 縁故者より明治41年(1908)に奉献されたものです。 その燈籠に刻まれた文字は書家高田竹山による八分隷書体(はっぷんれいしょたい)によるもの です。 石燈籠奉納者芳名 (1)毛利元昭 (2)吉川經健・毛利元忠 (3)毛利元秀・毛利元雄 (4)吉川重吉・小早川四郎 (5)大村徳敏・毛利五郎 (6)伊藤博文 (7)山県有朋 (8)井上馨 (9)桂太郎 (10)木戸孝正 (11)佐久間左馬太 (12)乃木希典 (13)廣澤金次郎・林博太郎 (14)山田英夫・品川弥一 (15)青木周蔵 (16)野村靖 (17)河瀬真孝 (18)杉孫七郎 (19)曽禰 荒助 (20)長谷川好道 (21)岡澤精 (22)大島義昌 (23)寺内正毅 (24)井上光 (25)入江貫一 (26)藝備協会    ● 拝殿方面    ○ 右側 ○ ＊（左/(１)毛利元昭）・・（中/(２)吉川經健・毛利元忠）・・（右/(４)吉川重吉・小早川四郎）       ○左側 ○ ＊（左/(５)大村徳敏・毛利五郎）・・（中/(３)毛利元秀・毛利元雄）・・（右/(１)毛利元昭）       ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊    ○ 右側 ○ ＊（左/(６)伊藤博文）・・（中/(７)山県有朋）・・（右/(８)井上馨）       ＊（左/(９)桂太郎）・・（中/(１０)木戸孝正）・・（右/(１２)乃木希典）       ＊（左/(１４)山田英夫・品川弥一）・・（中/(１６)野村靖）・・（右/(１８)杉孫七郎）       ○ 左側 ○ ＊（左/(６)伊藤博文）・・（中/(７)山県有朋）・・（右/(８)井上馨）       ＊（左/(９)桂太郎）・・（中/(１１)佐久間左馬太）・・（右/(１３)廣澤金次郎・林博太郎）       ＊（左/(１５)青木周蔵）・・（中/(１７)河瀬真孝）・・（右/(１９)曽禰 荒助）       ＊（左/(２０)長谷川好道）・・（中/(２１)岡澤精）・・（右/(２３)寺内正毅）       ＊（左/(２４)井上光）・・（中/(２５)入江貫一）・・（右/(２２)大島義昌）       ＊吉田松陰先生他烈士墓所へ行き、「木戸孝允寄進の鳥居」の先の両側に石燈籠(26)藝備協会が。 （３）吉田松陰先生他烈士墓所に詳しく記載してあります。 ＊（左/(２６)藝備協会）・・（中/（１４）木戸孝允寄進の鳥居）・・（右/(２６)藝備協会）      ● 大黒様が祀られています。    ● 参集殿・駐車場     （画像をクリックすると、大きくなります） ● （入口へ） ● |