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<< 四天王門−→高尾山中興開山俊源大徳−→手水舎−→納札堂−→ −→石ぐるま−→高尾山の天狗さま−→願叶輪潜願叶輪潜 >> ● 参道を進み、もみじ茶店の前に、山門(四天王門)があります。 ● 四天王門・・・・三間一戸の八脚門です。 重層入母屋造り、楼門形式で、屋根は瓦棒型銅板葺きです。 増長天・持国天・多聞天・広目天の四天王像が安置されています。 *四天王増長天(ぞうちょうてん) 剣を手にして勇ましく 無数の鬼をこらしめる おごれる心をうちのめし 安らかな社会を守ります *四天王持国天(じこくてん) よろいかぶとに身をかため するどい独鈷を光らせる 心の悪魔をうちくだき 清らかな社会を守ります *(境内より) *四天王多門天(たもんてん) 宝塔槍を手にもって すなおに耳をかたむる 福徳たちまち集まって 豊かな社会を守ります *四天王広目天(こうもくてん) 軸と筆とを手にもって 澄んだまなざしさしむける 広く見る目でしっかりと 大きな社会を守ります ● 高尾山中興開山俊源大徳 ● 手水舎・・・手と口を清めます。 ● 納札堂・・・古い御札を納めて祈願成就を感謝します。 ● 六根清浄 石ぐるま 後悔とは、心を迷わせる、貪り(自分最優先の心)、怒り、愚痴(諦めたり挫けたりする弱い心)の三 つの煩悩を悔い改め反省の心を起す意味で六根清浄とは、人間の大切な感覚器官を指し、物事 を見つめる眼、匂いをかぐ鼻、音を聴く耳、味覚を味わう舌、感触を感じる身、以上の大切な情報 を判断する意(心)が清らかになる願いを神仏に祈る意味があります。 後悔懺悔!六根清浄をお唱えしながらお回しいただき、自らの心を見つめ直したうえで、身も心 も新たな気持ちで明日からの人生を精一杯ご精進下さい。 ● 高尾山の天狗さま 高尾山は、昔から神仏のお力に満ちた霊山であり、人々の心のふるさと、祈りのお山でした。 お陽さまの光や、風や雨、草木や沢の水にさえも神仏の尊い教えが示されるとして、山伏が修行 を積むお山でもあります。 時には危険も伴う修行の守り神として、高尾山には天狗さまが棲むと信じられております。 そして、天狗さまは、修行を積む山伏のみならず、日々、精進努力をする私たちにも、困難を乗り 越える力を与えて下さるのです。 こちらの、威風堂々としたお姿をされる二体の天狗さまはあ、永和年間に京都、醍醐山より俊源 大徳が入山され、高尾山を中興開山されてから630年を記念して、當山第32世貫首、大山隆安 大僧正の発願により平成17年に全国に るご信徒の貴重なご浄財により建立されました。 高尾山の天狗さまは、訪れる善男善女を静かに、いつも見守っておられます。 大本山高尾山薬王院 * (小天狗)・・(大天狗) ● 願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり) 諸々の願いが叶いますようと念じ、「願叶輪潜」をおくぐり下さい。 つぎに大錫杖を鳴らして、さらなる諸願成就をご祈念下さい。 (かなうわ守は、御札場にて授与いたしております) * (上の輪を棒で軽く揺らしてください) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |