(竹富島の歴史) 周囲約9.2km。人口約300人の小さな島です。 600年前6人の王によって島の礎が築かれ、島には沢山の昔話が残っています。 毎年秋に行われる種子取祭 は島最大のイベントです。 またミンサー織、芭蕉布など、竹富島に残る独特の文化は数多くあります。 竹富島は ”お盆の島” と歌われているように、山のない平べったい島です。 島の外海と内海はリーフで仕切られています。 内海には海藻や魚介類が生息し、そこから白い砂浜へ、そして新緑の亜熱帯植物が生える陸地へ と続いています。 集落内を縦横に走る白砂の道と、屋敷を取り囲む黒い石垣と赤瓦の屋根は、沖縄らしい景観を形成 しています。 風水思想がいたる所にあります。 港から集落への入り口にはスンマシャーがある。 各家は南向きが原則。 T字路荷は ”石敢当” を置く。 屋根にはシーサーを置く。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● 石垣島から船(約10分)で竹富島に到着。(西表島から約40分) ● マイクロバスにて竹富集落の案内所に到着。 ● さあ水牛車に乗って、古き沖縄の景色がそのまま残された竹富の街並みを、ゆっくり見学です。 白砂の敷き詰められた道・家々を取り囲む石垣に赤瓦・亜熱帯植物の中をベテランガイドの三線と名調 子で案内してくれます。 * (さあ出発です) ● 安里クヤマの生誕の家。 島の民謡「安里屋ユンタ」に歌われる女性クマヤの生家です。 「安里屋ユンタ」は竹富島や西表島の水牛車や、民謡スナックでも歌われ、親しみやすい八重山を代表 する民謡のひとつです。 クヤマさんは1722年に生まれ、70歳位まで竹富島で生きたそうです。 現在は子孫の方が暮らしています。 ● 竹富民芸館 館内にはミンサー織や八重山上布などの作業工程が見学でき、機織り体験コーナーもあります。 織りや染めの原料や染料となる自生している植物の説明、織られる模様の意味などが詳しく展示し てありミンサーの帯や財布など、ここで作られたものの販売もしております。 * (竹富民芸館)・・・(顕彰碑) ● 世持御嶽 世持神(農耕の神のこと)と火の神をまつる御嶽です。 昭和2年に竹富村の村役場の敷地内に建てられましたが、昭和5年に現在の場所に移されました。 ● なごみの塔 竹富島で一番高い場所で見晴らしがよいところは あか山 で、「なごみの塔」があります。 なごみの塔 からは、360度グルリと島を見渡すことができます。 しかし階段は急で、展望台はとても狭く他の人が上っている間は、下で待たないといけません。. * (一番上の 竹富島のパノラマ をクリックすると、360度動いて見られます) ● さあ 星砂浜 で有名な カイジ浜 に向かいます。 ● カイジ浜・星砂浜 竹富島の南西にあるカイジ浜は、星砂の浜として知られ、星の形をしたきれいな砂があります。 現在は星砂が少なくなってしまったということで、探してみましたが見つかりませんでした。 星砂は、海藻などに付着した有孔虫(ホシズナ)の遺骸が砂浜に打ち上げられたものです。 幸福をもたらすと言われている星砂ですが、島には ”海の大蛇に食べられた星の子供の骨が 流れ着いた” という悲しい民話があります。 周囲の海岸線には、亜熱帯地方特有の植生がみられ、防風・防潮林の役割を果たしています。 * (一番上の カイジ浜・星砂浜 のパノラマ をクリックすると、360度動いて見られます) ● 蔵元跡(くらもとあと) 1524年、西塘が行政を司った所で、星砂の浜の近くにあり、蔵元(役所)跡は現在も残っています。 竹富島は八重山諸島の中央官庁としては、良港に恵まれず狭少なことから、 1543年蔵元は石垣島 に移転されました。 今は、石垣だけが残っています。 ● コンドイ浜 竹富島随一の海水浴場。 遠浅でほとんど波がないため、海水浴には絶好のポイントです。 * (蔵元跡)・・・(コンドイ浜) ● ゆがふ館 西表国立公園竹富島の自然と伝統文化・芸能を紹介する施設です。 館名は、天からのご加護により豊穣を賜るという意味のある「ゆがふ=世果報」からとっており、来 島者と島民の間により良い交流が行われることを願って名付けられました。 島の玄関口である東港の近くに位置し、インフォメーション施設として、情報を提供しています。 ● ハスノハギリ(トーナチ)の木 ● かりゆし館(東港旅客待合所) 島の出入り口として大勢の人々が行きかう港湾ターミナル。 お土産物を売っています。 石垣島に向かいます。 ● のんびりできる島です。 今回は天気があまり良くなかったので、素晴らしい海が見られなかったのが残念でした。 竹富島は沖縄本島から南西に約470キロ、石垣島を中心とする八重山諸島の中にあります。 那覇から飛行機で約1時間で石垣島に着き、そこからさらに船で10分の所にあります。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |