デナリ〜アンカレッジ コース
2006.07.19 デナリパークホテル出発−マッキンリー シャレーホテル(朝食)−−デナリ国立公園駅−
------8:45--------------------9:00-11:00-----------------11:10-12:45---

−−−昼食−−−−列車交差−−タルキートナ駅−−−ワシラ駅−−−アンカレッジ駅
---12:55-14:00------14:20------17:05-17:22-----18:50-18:53-------20:15


          (画像をクリックすると、大きくなります)
8:45
9:00



11:00
デナリ パークホテル 出発。
デナリ公園入り口のマッキンリー シャレーホテル到着。
   このホテルの前がバスターミナルで、デナリ国立公園や駅に行く時に、ここに集まります。
ホテルにて朝食。
   アンカレッジ〜デナリ に載せてありますが、いろいろ食べる事ができます。
さあデナリ国立公園駅に出発。

        

 
11:10



デナリ国立公園駅到着。
広々とした場所に建物がいくつか建っています。
日本のように切符を買うと、改札口があって構内に入るというのではなく、簡単な柵があるだけで、
ホームもありません。   昔、シベリア鉄道に乗ったときもそうでした。
まず一つの建物のなかで、手続きをします。  列車は、全席指定になっています。
その後は時間があるので、ビジターセンターや周囲を散策していました。

        


        

12:45


定刻より20分遅れで列車がはいってきました。
列車が駅に到着するシーンを狙って、カメラやビデオカメラを手にした乗客が沢山います。
改札口があるわけではなく列車が到着すると、係りの人が簡単な柵のロープを外してくれ、
乗客は、自分が乗る車両札の前へ行き乗り込むのです。
展望車の予約を取りたかったのですがツワーを申し込んだ時が遅かったため、取れません
でした。
しかし無料の展望車(ビスタ・ドームカー)があるということなので、そこへ行ってみようと思います。

        

12:55






座席を確認し少し荷物の整理をし食堂車に行くことにしました。
   (大きな荷物は、バスに乗るとき AIE Tours のガイドさんに頼みましたので、アンカレッジ駅
     で受け取ればよいのです。)
食堂車は明るく、とても清潔です。
私達は、ツワーに組み込まれているチケットでの食事です。
   メニュー・・サラダ・海老(又はハリバット)のパスタ・パン・コーヒー
   アラスカならではのデナリバーガー
               トナカイのソーセージのホットドッグ・・・
   もありますが、冬季は食堂車はありません。
あわただしく次々と運んでこないので、ゆっくり素晴らしい景色を見ながらの食事です。

               


            

14:10 展望車(ビスタ・ドームカー)に行ってみる事にしました。
窓が大きく、周囲の山々が良く見えます。
観光客は、数人いるだけで気に入った席に座る事ができ、右手の景色がよければ右の座席へ、
左手の景色がよければ左手へと自由に移動できました。
また日差しが右・左と変わり、その時は日陰のほうへ。
展望車の予約が取れていたら、このように自由に動けなかったのではないでしょうか。
原則として30分毎に交代するものだそうです。
列車は素晴らしい景色の中をゆっくり走っていきます。

        


                   

14:20


フェアバンクス行きの列車と交差しました。
お互いに手を振ったり、楽しい出会いです。
数分とまり、ゆっくり走り出しました。

        

景色がどんどん変わってきます。
右下の川はこの時期、紅鮭の遡上が見られるそうですが、残念ながら私には見えませんでした。

        


  


  







16:24
進んでいくと、林の中に家が1軒建っています。
  交通手段がない所に住んでいる人達は、用事で町に出るときは、線路脇に白い旗を立てて
  おくそうです。
  すると列車は止って乗せてくれるとのことです。
  またアラスカでは、自家用飛行機所有は100人に1人、免許・50人1人もっていて交通手段
  に活用しているそうです。
所々で、工事をしている場所があります。

        

鉄橋を渡るとタルキートナの駅に近づき、賑やかになってきました。

          

17:05


17:22
タルキートナ駅到着。
大勢の観光客が乗り込んできます。
観光客を乗せてきた沢山のバスは、列車の側に止っています。
しばらく停車して出発です。
   タルキートナ・・・・アンカレッジから北に180kmの所の町です。
              マッキンレー山の登山基地として有名で、冒険家の植村直己氏も、
              この町からマッキンレーへ旅立ち、帰らぬ人となりました。
              タルキートナはインディアン語で ”川の合流地点” のことです。
              町のメイン・ストリートは開拓者時代の雰囲気を今でも残しています。
              川での釣り・ハイキング・キャンピング・マッキンレー遊覧飛行など楽し
              めます。

                 

17:48


タルキートナ駅をでて暫くすると、高校生くらいの男女3人がアラスカに関する品物を持って売りに
来ました。  とても可愛らしいので、みんな大喜びです。

                 

ゆっくり景色を楽しんでいると、ワシラの町に近づいてきました。
展望車は私たちだけで、専用車のようです。

        

18:50

ワシラ駅到着。
タルキートナ駅と違って乗客はあまりいないので、すぐ出発です。
17日アンカレッジからデナリに行く途中寄り、虫除けスプレーを購入したスーパーがみえます。
   ワシラ・・・・アンカレジから68KMにワシラ市があります。
          マタヌスカとスシトナ渓谷の中央に位置し、市の周辺には多数の湖があり、
          夏はフィッシングやボート遊び、冬は凍結した湖でスノーモービル乗り等を
          楽しめます。
          地名はこの地に先住するアサバスカン・インディアンの一部族、デナイナ・
          インディアンの酋長ワシラに由来し、ワシラは「そよぐ風」を意味します。

        


        


        


真ん中の画像は、赤いボールのようなものが空中に張られています。
これは飛行機などが緊急に降りるとき、近くに電線等危険物があるため禁止するとの合図です。

     



  

20:15 アンカレッジ駅到着。  やはりホームがありません。
AIE Tours のガイドの方が待っていて、荷物の受け取りをしてくれました。
下車した沢山の観光客は、それぞれあっという間にそれぞれ目的地に行ってしまいました。
20時を過ぎているのに、まだ日差しが高いです。
駅を出ると、目の前に宿泊するヒルトンホテルが見えます。

          


                 

 
8時間弱のアラスカ鉄道の旅でした。
乗る前は、退屈してしまうのでは・・・ と心配していました。
しかし素晴らしい景色をみていると、退屈どころではなく感動の連続で、あっという間に時間が
たってしまった気がします。
また違う季節に乗ってみたいですね。



    ●● アンカレッジ〜デナリ・・デナリ国立公園・・氷河クルーズ・・マタヌスカ氷河
           マッキンリー山/セスナ・・アンカレッジ市
                  載せてあります。 (地域別山名に、まとまっています) ●●


                 (画像をクリックすると、大きくなります)


HTML Builder from Excel   作成:QQQ