トドワラの枯れ木群 トドワラは、長い時間かかって作り上げられた砂嘴(さし)の上に成立したトドマツ林が、海水面の上昇 あるいは砂嘴の沈降により海水に侵され、枯れ木群に変化したものと考えられています。 枯れ木の大部分は樹齢90〜120年のトドマツであり、その中に樹齢150〜170年のエゾマツも混在 していたことが、その年輪から読み取れます。 また年輪幅(5〜10MM)から、この林は極めてよい成長を続けていたことが分かります。 今後、枯れ木群の腐朽が進み、塩湿地植物群落に置き換えられつつあるも、自然の生み出す大きな 流れなのでしょう。 北海道 (画像をクリックすると大きくなります) ● (ホームへ) ● |