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<<金堂−→講堂−→桜寄贈者 碑 >> ● 金堂 (国宝 桃山時代) 金堂は東寺一山の本堂です。 文明18年(1486)に焼失し、今の堂は豊臣秀頼が発願し、片桐旦元を奉行として再興させたもので 慶長8年(1603)に竣工しました。 天竺様の構造法を用いた豪放雄大な気風のみなぎる桃山時代の代表的建築ですが細部には唐 ・和風の技術も巧みにとり入れています。 金堂・薬師三尊・十二神将 金堂本尊は薬師如来座像と日光、月光の両脇侍菩薩像です。 光背上には七軆の化仏を配して七仏薬師をあらわし、台座の周囲には十二神将像を配しています これら三尊像は桃山時代の大仏師康正の作で、薬師信仰の形をとどめています。 ● 講堂 (重文 室町時代) 講堂は、天長2年(825)弘法大師によって着工され、承和2年(835)頃完成しました。 その後大風や地震で大破し、度々修理を重ねてきましたが、文明18年(1486)の土一揆による戦 火で焼失しました。 現在の講堂は延徳3年(1491)に再興された建物で、旧基壇の上に建てられ、様式も純和様で優 美な姿を保っています。 講堂・立体曼陀羅 堂内の白亜の壇上には大日如来を中心とした五智如来をはじめ五菩薩、五大明王、四天王、梵 天、帝釈天の二十一躯の仏像が安置されています。 これは弘法大師の密教の教えを表現する立体曼陀羅(密厳浄土の世界)です。 中でも平安時代前期の十五躯はわが国の密教彫刻の代表作です。 * (講堂・金堂) ● 桜寄贈者 碑 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |