(画像をクリックすると、大きくなります) |
<< 北大門−→善女大龍王碑−→観智院−→宝菩提院−→北総門 >> ● 北大門(ほくだいもん 重要文化財) 鎌倉時代前期に建立され、1601年(慶長6年)に補修された八脚門。 * (ふり返ると) ● 善女大龍王碑 ● 観智院(かんちいん) 教王護国寺(東寺)の塔頭(たっちゅう)で、別格本山である。 延慶元年(1308)、後宇多法皇が東寺西院に3年間参籠され、二十一院を建立されたうちの一つで 杲宝(こうほう)を開基とする。 代々学僧が居住し、東寺の塔頭の中で最も格式が高く、当院の住持が東寺の別当職を兼ねた。 古来多くの経文、書籍を所蔵し、徳川家康が古書を調査して、一宗の勧学院として後学の用に供 するよう命じたことがある。 現在の建物は、慶長10年(1605)に完成した客殿(国宝)をはじめ、本堂、書院、土蔵、門など、いず れも江戸時代の建築である。 客殿は、入母屋造、銅板葺の代表的な書院造の住宅建築で、床の間の「鷲の図」、襖絵の「竹林 の図」は宮本武蔵の筆と伝えられる。 本堂には山科安祥寺の恵運(えうん)が唐から請来した五大虚空蔵菩薩像(重要文化財)を安置し ている。 京都市 ● 宝菩提院(ほうぼだいいん) 第三長者(ちょうじゃ)だった亮禅(りょうぜん)が開創。 観智院と並ぶ別格の子院。 創建は鎌倉時代の弘安2年1279年。 当時、宝菩提院の経蔵は、三密蔵(さんみつぞう)といわれ、真言聖教の宝庫でした。 東寺西院流能禅方(にしのいんのうりゅうぜんかた)の法流本山(ほうりゅうほんざん)として現在に 至っています。 ● 北総門(重要文化財) 八条通りに面した門で、鎌倉時代後期に建立された四脚門。 北総門から北大門までは「櫛笥小路」(くしげこうじ)とよばれ、東寺塔頭の観智院・地蔵院・宝菩提 院が並んでいます。 * (八条通りから北大門方面) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |