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<<金色堂−→天皇陛下の御製−→芭蕉翁句碑−→経蔵−→ −→小松宮殿下御手植松−→天満宮−→芭蕉翁像>> ● 金色堂(こんじきどう) 天治元年(1124)の造立で、現存する唯一の創建遺構です。 ご本尊は阿弥陀如来、脇侍に観音菩薩・勢至菩薩(せいしぼさつ)、さらに六体の地蔵菩薩と持国天・増 長天が本尊を取り巻いています。 堂全体を金箔で覆い、皆金色の極楽浄土を現世に表しています。 内陣は螺鈿細工・蒔絵などの漆工芸や精密な彫金で荘厳され、平安仏教美術の最高峰をなしています 中央の須弥壇の内に初代清衡公、向かって左の壇に二代基衡公、右の壇に三代秀衡公のご遺体を四 代泰衡公の首級が納められています。 * (入口) * (金色堂入口/撮影はここまで)・・(パンフレットからのコピー/画像をクリックすると大きくなります) * (金色堂出口) ● 石碑(天皇陛下が金色堂に因んでよまれた御製) 御製 平泉中尊寺にて みちのくの 昔の力 しのびつつ まばゆきまでの 金色堂に佇つ 昭和45年10月本県で開催された第25回国民体育大会に、天皇皇后両陛下が行幸啓の砌り県内各地 を御覧になり、たまたま中尊寺にお立寄りになった。 この歌碑はその折、天皇陛下が金色堂に因んでよまれた御製を岩手国体記念として末永く伝えるため 建立するものである。 昭和47年10月10日 岩手県知事 千田 正 ● 芭蕉翁句碑 五月雨の 降り残してや 光堂 延享3年(1746)10月12日 仙台白英門人山目山笑庵連中 建碑 ● 経蔵 (重要文化財) 創建時の古材を用いて再建されたものであり、堂内には平安時代の彩色文様が確認できる。 国内最古の保安3年(1122)棟札が伝えられる。 本尊の騎師文殊菩薩(きしもんじゅぼさつ)と四眷属(しけんぞく/重文)、堂内具(国宝)、紺紙金字一切 経(国宝)等の経典類は、現在讃衡蔵に保管・収蔵されている。 ● 小松宮殿下御手植松 * (小松宮殿下御手植松) ● 天満宮 中尊寺境内の最奥地の高台に鎮座してます。 此の天満宮は菅原道真公の第14世孫、菅原為視公が勅命により奥州平泉へ下向逗留の時、出 生した乙王丸に京都北野天満宮より勧請して授けた天満大自在天神の御真影と観世音菩薩をお 祀りしています。 又、此の霊地は昔、陸奥守頼清が衣の関を守護し世の平安を祈願するために鎮守府の弓矢を納 めて天神地祇を祀り関の神社を造営した地でもある。 ● 芭蕉翁像并奥の細道 東京芸術大学 戸津圭之介 制作 東遊此地に至る時に46歳 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |