(横谷聖観世音菩薩由来) 昭和十二年元陸軍中将市ノ瀬源助翁が、たまたまこの地に来られ、山紫水明秀霊の正気漲る 雄大なる横谷仙峡に護国の霊地を築かんと、地元財産医區一部事務組合と相計り、巨木の富 める金沢国有林の浄き深山より元木を芳樹し、當時の金沢村木舟区大島武左エ門氏宅を借り、 彫刻家小川由加里氏に依頼する。 小川氏は斎戒沐浴半蔵に且り心魂籠めし力作にて御大六尺有余慈徳示現の御尊像を完成す。 奉賀の行列賑やかに長途を迎え観請し、小原龍海僧正が入仏法要肛厳に拝して、横谷聖観世 音菩薩と奉稱す。 以来四十年組合員の信仰も厚く、昭和五十年十月御堂の新築を見るに至る。 昭和五十年十月吉日 北山湖東一部事務組合 建立 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |