木道からのパノラマ |
甘利山の花 |
汁垂登山口コ-ス |
● 甘利山 山梨百名山の一つで、南アルプスの前衛の山です。 山梨県韮崎市にあり、レンゲツツジの群落が山上を彩る6月中旬から下旬は多くの人々で 賑わいます。 頂上近くになると一面がレンゲツツジのジュウタンになり、山頂からは、富士山・御坂山塊・ 大菩薩嶺・奥秩父・八ヶ岳・近くに千頭星山が眺められます。 ● 車でのアクセス: 中央高速道 韮崎IC で下りてからの道順は、それぞれのコースに載せてあります。 ● 椹池(さわらいけ) 甘利山の中腹には、椹池(さわらいけ)があります。 標高1,240m、面積約1ha、特異な景観を持つ楕円型の池です。 山梨県では珍しい高層湿原といわれる地形であって、湿原特有の植物が生育し、珍しい動物 昆虫の生息地でありましたが、現在はすっかり開発され、自然の特質がかなり失われてしまっ たのが惜しまれます。 この池を舞台にした有名な伝説は今も残っています。 この池には、昔大蛇が住んでいました。 山麓甘利郷の領主、甘利左衛門尉の二人の息子がこの椹池で鮒(ふな)を釣っていると 突然大蛇が現れ二人の子供を池に引き込んでしまい、子供の遺骸を見つける事も出来ま せんでした。 甘利氏は大いに怒り、領民に命じて下肥え・汚物を池に投げ込ませ、また池の周りに生え ていた椹(さわら)の木を切って池を埋めたので、遂に大蛇は居たたまらずに赤牛に化け池 を飛び出し、甘利山の山頂の奥にある大笹池(おおささいけ)に身を隠しました。 けれども、この池も追われて、大蛇は大嵐(現白根町)の善応寺を通って中巨摩郡八田村 野牛島の能蔵池(のうぞういけ)に逃れ、以来その消息を絶ったという。 伝説の舞台となった椹池は、椹の木を切り込まれたために名付けられたと説明されています。 (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |