(画像をクリックすると、大きくなります) |
<< 総門−→十六羅漢−→笑佛−→東司 >> ● 総門 天文15年(1546年)建立。文禄4年に野火により焼失。 宝暦元年(1758年)に再建される。 一間薬医門切り妻造り銅板葺き。 公卿格式十万石を徳川家康公により与えられた永林寺は、朱塗りの門と壁の五条線が許され、これ より由木の赤門と呼ばれている。 総門は、文政11年(1828年)に八王子小町土佐棟梁により大改修され、平成8年に世田谷安田昭二 棟梁により再大改修され現在に至る。 御仏(みほとけ)の深き恵みの法(のり)の道 金峰(こがねみね)に響く鐘の音(ね) この門より内は、仏様、ご先祖様方の住まわれる世界(ばしょ)であります。 清浄な身と心で参拝致しましょう。 ● 十六羅漢(じゅうろくらかん) 羅漢とは阿羅漢の略語で、サンスクリット語のアルハンを音写し、供養に値するものと言う意味があり ます。 修行僧の中で、一切の煩悩を断滅し、為すべきことを完成した人のこと、佛弟子の最高の聖者、応供、 福田殺賊、無学ともお呼び致しております。 十六羅漢とは、仏法を守護する十六人の優れた阿羅漢のことであります。 又、各々眷属を従え、合して五百羅漢とされております。 一、 寳度羅跋羅堕者尊者・・・・ひんどらばらだじゃそんじゃ 二、 迦諾迦伐蹉尊者・・・・・・・・かなかばしゃそんじゃ 三、 迦諾迦跋釐堕者尊者・・・・かなかばりだじゃそんじゃ 四、 蘇賓陀尊者・・・・・・・・・・・そびんだそんじゃ 五、 諾距羅尊者 ・・・・・・・・・・・なくらそんじゃ 六、 跋陀羅尊者・・・・・・・・・・・ばだらそんじゃ 七、 迦理迦尊者・・・・・・・・・・・かりかそんじゃ 八、 伐闍羅弗多羅尊者・・・・・ばしゃらはったらそんじゃ 九、 戎博迦尊者・・・・・・・・・・・しゅばかそんじゅ 十、 半託迦尊者・・・・・・・・・・・はんたかそんじゃ 十一、 羅怙羅尊者・・・・・・・・・・・らごらそんじゃ 十二、 那伽犀那尊者・・・・・・・・・なかさいなそんじゃ 十三、 因掲陀尊者・・・・・・・・・・・いんかだそんじゃ 十四、 伐那婆斯尊者・・・・・・・・・ばなばしそんじゃ 十五、 阿氏多尊者・・・・・・・・・・・あしたそんじゃ 十六、 注荼半諾迦尊者・・・・・・・ちゅうだはんたかそんじゃ 永平寺を開山された、道元禅師七百五十回大遠忌にあたり、「慕古心/もこしん」 古きを慕う心。 道元禅師様がお説きになられた「只管打坐/しかんたざ」の修行を実践すべく、又お釈迦様より、達磨 様、道元禅師様へと続く禅宗仏教実践道場と致すべく、ここに十六羅漢像を建立し、道元禅師七百五 十回大遠忌記念と致します。 十六羅漢像 寄付者 大塚石材店 大塚守 殿 大塚石材店 大塚康之殿 平成14年4月29日 永林寺住職 小倉英利記 (左 一、寳度羅跋羅堕者尊者/ひんどらばらだじゃそんじゃ) (右 二、迦諾迦伐蹉尊者/かなかばしゃそんじゃ) (左 三、迦跋釐堕者尊者/かなかばりだじゃそんじゃ) (右 四、蘇賓陀尊者/そびんだそんじゃ) (左 五、諾距羅尊者/なくらそんじゃ) (右 六、跋陀羅尊者/ばだらそんじゃ) (左 七、迦理迦尊者/かりかそんじゃ) (右 八、伐闍羅弗多羅尊者/ばしゃらはったらそんじゃ) (左 九、戎博迦尊者/しゅばかそんじゅ) (右 十、半託迦尊者/はんたかそんじゃ) (左 十一、羅怙羅尊者/らごらそんじゃ) (右 十二、那伽犀那尊者/なかさいなそんじゃ) (左 十三、因掲陀尊者/いんかだそんじゃ) (右 十四、伐那婆斯尊者/ばなばしそんじゃ) (左 十五、阿氏多尊者/あしたそんじゃ) (右 十六、注荼半諾迦尊者/ちゅうだはんたかそんじゃ) ● 笑佛 ● 東司(トイレ) (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |