(4)本堂→月光殿→惣門

               


                         (画像をクリックすると大きくなります)
    

      << 本堂−→霊廟−→傳法潅頂用閼伽井−→象供養碑−→石碑−→薬師堂−→

                 →忠霊堂−→月光殿−→多宝塔−→茶室脇の坂−→桂昌殿−→惣 門 >>


   ● 本堂(観音堂)
        元禄10年(1697)正月、観音堂新営の幕命があり、約半年余りの工事日数でこの大造営を完成し、
        同年8月落慶供養の式典が挙げられた。
        また元禄時代の建築工芸の粋を結集した大建造物で、その雄大さは都内随一のものと賞され、しか
        も震災・戦災と二度の大災害にも襲われながら姿も変えず、江戸の面影を今に伝え、訪れる人々に
        安らぎの場として親しまれている。
            本尊 如意輪観世音菩薩

                       


                          


                  


                      


    * 右側 

                  



           



    * 左側 

                  



                         


   ● 霊廟
        平成8年(1996)9月完成、
        同年10月に霊廟落慶、並びに聖観世音菩薩(日本芸術院会員・彫塑家雨宮敬子作)の開眼法要
        が厳かに執り行われました。地下3階1,672基の納骨室と遺骨を合祀する納骨所も完備。

                      


   ● 傳法潅頂用閼伽井 
        仏前で供養するための閼伽(あか)を汲むための井戸を閼伽井(あかい)というそうです。
        伝法灌頂とは、阿闍梨(あじゃり)という指導者の位を授ける儀式。
        真言宗では、伝法灌頂を受け阿闍梨位を得て、はじめて正式な僧侶と認められます。

                      


   ● 象供養碑

                      


   ● 石碑

                          


   ● 薬師堂  文京区指定有形文化財(建造物)
        薬師堂は、元禄4年(1691)の建立になる一切経堂を現在の位置に移築し、薬師堂として使用した
        ものである。
        大きな特徴は柱間に花頭窓を据えていることなど禅宗様建築の手法をとりいれていることである。
        小規模であるが創建以後大きな改変もなく、元禄期の標準的な遺構として価値ある建造物である
        本尊薬師如来は、当寺草創の時、この地蟹ヶ池より出現した霊像であると言われ、今の本尊薬師
        如来の胎内に収めたと伝えられている。
        左右に十二神将の像を安置す。

                  


                  


                              


   ● 忠霊堂
        明治35年(1902)秋の建立。
        明治27年から8年にかけての日清戦争で戦死された軍人の遺骨を埋葬。
        唐金の多宝塔を建立し、その前に拝殿として建てられたのが忠霊堂である。
        この建立には當山第45世高城義海大僧正が盡力された。

                      


   ● 月光殿 (国指定重要文化財)
        大津市(近江)の三井寺の塔頭日光院の客殿を昭和3年に、現在の場所に移築。
        桃山時代の建造で書院様式を伝えるものとして貴重な建物である。

                  


                  


   ● 多宝塔
        昭和13年4月の建立、塔は石山寺の多宝塔(国宝)の模写で建築設計は、仰木敬一郎氏、
        本尊は團芳子氏寄贈の大日如来像を安置、彫刻者は長谷川栄作氏、
        内部円柱の仙画金銀五彩の紋様は、田中親美氏設計監督により完成しました。

                        


                  


   ● 茶室脇の坂を下り、不老門階段下へ。
        護国寺の境内には、箒庵、三笠亭、月窓軒、化生庵、艸雷庵、不昧軒、円成庵、宗澄庵、蘿装庵
        と九席の、それぞれ数寄を凝らした茶席があります。

                  


                          


   ● 桂昌殿 (左画像は、護国寺HPからお借りしました)
        多目的な葬祭場として建築され、使用目的に合せて会場を分割することもできます。

                                 


   ● 惣 門
        本坊に通ずる所にあり、形式は社寺系のものでなく、大名屋敷の表門の形式で、柱や冠木(かぶ
        き)なども太く、全体にどっしりした構えです。
        五代将軍徳川綱吉公の祈願寺でもあり、将軍と桂昌院の御成りのための格式の高い門が造営さ
        れれました。

                  


      * 境内より

                          



                         (画像をクリックすると大きくなります)


                               ● (入口へ) ●

    

HTML Builder from Excel   作成:QQQ