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<< 参道−→山門−→地蔵堂−→鐘楼−→久昌殿 >> ● 松並木の参道をすすみます。 ● 山門 山門の扁額には「碧雲関」という文字が書かれており、「外の世界と境内を隔てるために建てられた門」 を意味すると言われています。 山門の脇には「都史跡 井伊直弼墓」と書かれた碑が建ち、彦根藩主・井伊氏の菩提寺です。 ● 地蔵堂 令和2年(2020年)9月落慶。地蔵菩薩半跏像が安置されています。 土日祝日と、正月三が日、お彼岸、お盆に開放されます。 ● 豪徳寺の梵鐘 世田谷区指定有形文化財(工芸品) 所在地 世田谷区豪徳寺2-24-7 大谿山豪徳寺内 所有者 世田谷区豪徳寺2-24-7 宗教法人豪徳寺 指 定 平成12年11月28日 製作年代 延宝7年(1679) 作 者 近江大掾藤原正次(釜屋六右衛門) 材質・構造 銅鋳造 総 高 147.5センチ 本梵鐘は、延宝7年に完成の後、今日まで移動なく当寺に伝えられてきた。 形姿は、比較的細身均整のとれた優美な姿を呈し、吊手の竜頭は力強くメリハリのきいた雄渾な造 形で、細部の表現も精巧な出来栄えである。 撞座の意匠も独創的であり、工芸的に優れた完成度の高い梵鐘といえる。 制作者の藤原正次は、別に釜屋六右衛門とも名乗り、当時江戸で名のあった鋳物師である。 また世田谷代官大場市之丞吉寛が幹事となっている。 本梵鐘は、この時期の梵鐘の一典型として、さらには、著名な鋳物師の力量を窺う作品として、美術 工芸的に貴重である。 まあ、区内に伝わる梵鐘としては現存最古であり、世田谷に縁ある人物がその制作にかかわるなど、 近世世田谷の歴史を知るうえでも貴重な遺品である。 平成12年12月 世田谷区教育委員会 ● 久昌殿 豪徳寺開基、井伊直考公の戒名「久昌院殿豪コ天英大居士」に由来します。 檀信徒会館として、写経の会をはじめ、法事法要など各種行事に利用できます。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |