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<< 香炉−→忠正公神道碑−→仏殿−→三重塔 >> ● 山門を入り直進すると「香炉」があります。 香炉の上では狛犬が金色の毬で遊び、香炉下では三匹の鬼達が支えています。 ● 忠正公神道碑 ● 豪徳寺仏殿(世田谷区指定有形文化財 建造物) 附属(つけたり) 棟札1枚 石灯篭2基 指定年月日 平成2年2月15日 規 模 桁行(間口)5間(実長17.76メートル) 梁行(奥行)6間(実長15.82メートル) 豪徳寺仏殿は、寛文から延宝年間(1661〜1680)にかけて行われた伽藍整備事業の中心的建造物 である。 棟札によると、延宝4年(1676年)掃雲院(そううんいん/直孝長女)の弟で藩主直澄(なおすみ)が早 世したのち仏殿の建設に着手し、翌5年には完成をみた。 造営には豪徳寺第四世・天極秀道、工匠星野市左衛門尉積則らが当った。 仏殿には江戸時代前期から日本にもたらされた黄檗宗(おうばくしゅう)の影響がみられる。 禅宗寺院の仏殿は一般的に正面と側面の柱間数を同じとするが、この仏殿では柱間数が異なって いる。 吹き放ちの裳階/もこし(下屋/げや)や柱下の方形礎盤などに黄檗風の意匠がとりいれられ、特に 板状の絵様肘木(えようひじき)は中国や朝鮮の建築には良く使われるものであり、日本ではあまり 一般的ではない。 区内に現存する最も古い建造物であり、建築史学上、価値の高いものであることから、区有形文 化財に指定された。 平成29年7月 世田谷区教育委員会 ● 三重塔 平成18年(2006年)5月に落慶。高さ22.5メートル。 釈迦如来像、迦葉尊者像、阿難尊者像、招福猫児観音像が安置されています。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |