(2)外屋番所→厩→上番所下雪隠

                          


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   ● 京口御門を入ると。

    * (外屋番所と厩)・・(大番所・江戸口御門)・・(足軽番所)

            


  


   ● シルエット展示
         関所の建物内に展示している役人などの人形については、当時の記録から役職や人数、名前
         などは判明しておりますが、身体的特徴や衣服の色などは明らかではありません。
         また馬も毛並みの色などは特定することができません。
         そのため着色などを行ってリアルに展示することは史実とは異なったイメージを与えしまう可能
         性があるため、あえて着色や着物を着せたりしてリアルに表現するのではなく淡い色で全体を
         シルエットのようにして表現する「シルエット展示方法」と致しました。

                    

   ● 外屋番所
        京口御門の横にある小さな建物。
        旅人の監視、大名などの家来が国から逃亡して江戸へ出入りするの監視する場所としても使用。
        屋根は栩葺きで、ほかの建物と同様に渋墨で黒く塗られ3畳と狭い建物です。
        正面に屋根が大きく張り出し、屋根の下には通行人を見張る足軽が立っていたとも考えられます。
          渋墨塗装
            関所の建物は渋墨塗装で黒く塗っています。
            この渋墨とは、柿渋と松を焼いた「すす」を混ぜたもので防腐効果とあわせ建物の化粧として
            用いたものです。
            この黒い部分に触れますと黒い「すす」が付着しますのでご注意ください。
              *特にぬれていますと付着しやすいので注意してください。

                     


   ● 箱根関所の厩(うまや)
        江戸時代、箱根関所に建てられていた厩には、5頭の馬をつなぐことができるようになっていました。
        しかし、実際には、2頭しかおらず、空いた場所には、関所の周りに廻らした木柵の予備や外掃除の
        道具、火を消す道具などが納められていました。
        厩は、納屋と兼用だったようです。

                       


                  


                  


   ● 外繋
        足軽番所と京口御門の間にあり、旅人の馬をつなぎ止めるために、頑丈な太い柱と桁を組んだも
        のです。

                        


   ● 「大番所」と「厩」の間を芦ノ湖方面に下りていくと、「上番所下雪隠」があります。
        上番所下雪隠(おおばんしょしもせっちん)
          便所のこと。
           関所役人が使用するためのもので、旅人は利用できませんでした。

                        


                         


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                               ● (入口へ) ●



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