(7)諏訪神社

                            


             (33・34)諏訪拝殿・諏訪神社   (35・36)下諏訪社・子安社


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  ● (33・34)諏訪拝殿・諏訪神社(市指定文化財)
             祭神  建御名方神 八坂刀賣神
       創立年代は詳らかではないが当地の字名は諏訪内また諏訪の森と云い、古くよりの産土神です。
       吉田の火祭りとして広く知られている鎮火祭は当社の例大祭です。
       御朱印ございます。授与所やお越し下さい。

                                     


                      

                                 (諏訪拝殿)

                  


    重要無形民俗文化 吉田の火祭り
         指定/平成24年3月8日指定 所在地/山梨県富士吉田市上吉田 保護団体/吉田の火祭保存会
       概要
         吉田の火祭は、上吉田の北口本宮冨士浅間神社とその摂社である諏訪神社の祭りで、毎年8月
         26・27日に行われる。
         7月1日の富士山の山開きに対し、夏山登山の終わりを告げる祭りである。
         元々は、上吉田村の氏神であった諏訪神社の例祭であったとされるが、富士信仰が盛んになるにつ
         れて浅間神社の社域が拡大して諏訪神社を取り込み、現在は両者の祭りとして伝承されている
         正式には、鎮火祭という。
       起源
         火祭が伝承される上吉田は、富士山に登る人たちに宿坊を提供し、信仰の中立ちをした御師たちが
         集住する町である。
         元亀3年(1572)にこの上吉田の町割を決めたときの記録に、神輿を上吉田の御旅所へ迎える際の
         道である「御幸路/みゆきみち」の記載があることから、 祭りの始まりは、これより以前と考えられ
         ている。
         松明の起源は不明であるが、18世紀前半には、諏訪神社の神主家に設営される御旅所の入口へ
         2本の松明を建てたことが分かっている。
       松明
         火祭に用いられる松明は、大小の2種類がある。
         大きい松明は、松明・結松明・大松明などと称し、高さが約3m、下部の直 径が約1mの円筒形の
         もので、上吉田コミュニティセンターに設けられた御 旅所と表通りに立てられる。
         かつては、御師や富士講によって奉納されていたが、現在は地域の民間企業 などが主な奉納者
         である。
         小さい松明は、松明・井桁松明と称し、各家が、その門前へアカマツの薪を井桁状にして高さ1.5m
         ほど積み上げる。
       祭の進行
         初日の26日には、諏訪神社の神輿(明神神輿)と御山(おやま)さんあるいは御影と呼ばれる富士山
         をかたどった神輿(御山神輿)が御旅所まで巡行する。
         巡行の際には、御山神輿は明神神輿を決して追い越してはならないとされている。
         二つの神輿が御旅所に収められると、通りに大松明が立てられ世話人によって次々と点火される
         一方、沿道の家々でも井桁松明に火を灯し、富士山の山小屋でも篝火が焚かれ、町と山とが一体
         となっての火祭となる。
         富士講の人たちは御師の宿坊の前で、燃えさかる松明を取り囲んで、お伝えとよばれる教典を唱
         える。
         翌日の27日は、御旅所から二つの神輿が諏訪神社の故地とされる御鞍石(みくらいし)を経由して
         神社へ還御し、境内の高天原を巡って祭りは終了となる。
                             平成25日12月      富士吉田市教育委員会

                  


                      


                          


                  

                                 (諏訪神社)

  ● (35)下諏訪社(御祭神・・・車代主神)
     (36)子安社(御祭神・・・伊邪那岐神 伊邪那美神)
       お知らせ
        下諏訪社 並 子安社は現在改修中であります。御祭神は暫時 諏訪社に合祀してございます。

                             

                                  (改修中)

  ● 高天原(たかまがはら)
       高天原は紙垂で囲まれています。
       鎮火祭のとき、神輿が高天原を数回まわり高天原へ収められ「高天原祭」が行われます。
       その後、諏訪神社へ神輿が収められます。

                              


   


                          (全景は、パノラマでご覧ください)


                          


  ● 富士山大鳥居式年大修理事業記念碑

                                 



  ● 車輌祓処

                          



                         (画像をクリックすると、大きくなります)


                               ● (入口へ) ●



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