石割山からのパノラマ(2) |
二十曲峠からのパノラマ |
二十曲峠コ-ス |
山梨百名山。 山頂直下にある石の字に割れた巨岩が山名の由来です。 石割神社があり昔から霊山として蜃気楼が現れる山として日本山岳史に記されています。 ●石割神社 創 立・・・住吉、詳ならず 素戔鳴命、天千力男命、武甕槌命、岩長姫命、日本武命 大祭日・・・四月九日(旧三月九日) 小祭日・・・毎月九日 起 縁・・・伝承によれば、住吉神の使の白鳩の導きにより、石割山に創始せらる、霊験あらたか な権現様として平野の郷人をはじめ近郷近在の崇敬者の信仰をあつめ現在に至って いる。 御利益・・・開運、産業、医薬、悪疫防除、息災長寿等の神として信仰される。 大天狗、小天狗 天戸岩、お釜石、乗鞍石の奇石が伝説を伝えている。 登山家は一度は必ず石割の御山に登り、天戸岩の石の字に割れている天戸開きの 割れ戸を通り、三度拝むことにより好運が開け、又割れ目から滴り落ちるしずくは霊 水として、皮膚や眼病、イボ等を治療する特効があると云われている。 又霊水を飲むと無病息災長寿を保つことが出来ると伝承されている。 (石割山山頂より) ●二十曲峠(自然景勝地百選) 今から約270年前正徳3年西暦1713年、時の奉行江川太郎左衛門の入山許可状により鹿 留山に入会が認められて以来、薪炭材はもとより欅(けやき)其の他の大木を切り出し建築材 料、家具材料、芝草等内野区民にとっては貴重な入会の土地である。 この峠には入会と同時に小さな山の神様(大山祇の命)が祭られ峠を越えるたびに1日の安 全を祈願し、夕方は明日への無事を祈って1日の労苦を憩う峠であった。 ここの右横に山の神などが並ぶ二十曲峠は雄大な忍野富士と鹿留のやまなみ、忍野高原を 一望して遠くアルプスの連峰を望む景勝の場所であり、二十曲峠は山菜の宝庫で石割山ハイ キングコース、杓子山ハイキングコースの起点でもある。 数年前鹿留山よりの引水によって峠に冷水が湧き林道の開通とともに、ふる里の自然を求め る人達で年を数える毎に賑わっている。 此の度ふる里の自然景勝地百選に選定され昭和の還暦を記して内野区の記念事業として山 の安全と世の繁栄を見守ってくれる大山祇の命を奉鎮して、水神様と共にその神徳をたたえて 毎年二十曲峠お山祭りとしての行事が盛大に行なわれております。 茲(ここ)に大山祇の神碑建設に当り先祖の労にむくい、この権益を擁護し峠の繁栄を祈る。 昭和60年8月吉日 内野区会 (二十曲峠より) (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) (アクセス) 車の場合・・・東富士五湖道路山中湖ICで下ります。 コース別に記載してありますので、参考にしてください。 電車・バス・・・電車にて、富士吉田駅下車。 バスにて、平野へ(約40分) 平野バス停から国道413を行き、鳥居の所で左折 石割神社の赤い鳥居があり、登山口です。(約30分) (画像をクリックすると、大きくなります。) ● (ホームへ) ● |