(画像をクリックすると、大きくなります) |
<<徽軫灯籠−−→水道の遺構−−→虹橋−−→眺望台>> ● 徽軫灯籠(ことじとうろう) ● 兼六園のシンボルとしてよく知られ、観光写真でも度々登場する2本脚の灯籠。 水面を照らすための雪見灯籠が変化したものです。 形が楽器の琴の糸を支え音を調整する琴柱(ことじ)に似ている為、その名が付いたと言われています。 二股の脚は元々同じ長さでしたが、何かの原因で折れてしまい、石の上に片脚を乗せてバランスを保っ ています。 ● 水道の遺構 ● 園内を流れてきた辰巳用水が、ここから逆サイフォンの原理で金沢城二の丸へ導かれた水道の遺構 です。 寛永9年(1632)に作られたときは木管であったが、天保15年(1844)に石管に替えられました。 この取水口を土塀で囲み三つの番所水御門を構えて厳重に管理していました。 ● 虹橋 ● 霞ヶ池の北岸、徽軫灯籠の手前に架かる長さ4m99cm、幅1m10cm、厚さ30cmの一枚橋。 園内の切石橋の中で6mの黄門橋に次いで2番目に長い。 赤戸室石の反橋で、琴の形のように緩やかな曲線を描いていることから、琴橋ともいいます。 橋のすぐ上流に落ちている小さな滝は琴の糸を表しているともいわれ、この辺りは琴にちなんで形づく られたと推測されます。 徽軫灯籠と虹橋を中心とした眺めは兼六園を代表する景観で、記念撮影の定番スポットです。 ● 眺望台 ● ここからのながめは、兼六園の六勝のうちの一つ「眺望」を味わうことができます。 左のはるかに横たわる稜線は内難砂丘、その向う側は日本海、砂丘が右に尽きるところから能登半島 が北にのび、正面の山は卯辰山、右は遠く富山県境の医王山がのぞまれます。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |