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<< 三尊五祖の石庭−→善導大師像−→開山堂−→鎌倉アカデミア碑−→ −→石碑 (法然上人800年大御忌鑽仰)−→寺務所 >> ● 大殿左脇の外廊下を進みます。 ● 三尊五祖の石庭(本堂南側) 三尊五祖について 三尊・・・阿弥陀如来、観音、勢至両菩薩(極楽浄土の仏様) 五相・・・お釈迦様から、当寺開山良忠上人に至るまでの念仏を弘めた五人の高僧。 お釈迦様・・仏教の始祖、約2500年前インドで仏教を開かれた。 善導大師・・中国、唐時代の浄土教の僧で、宗祖法然上人に心の師として大きな影響を 与えた高僧です。 法然上人・・浄土宗の宗祖。 鎌倉時代に民衆を対象として念仏による救いの教えを説かれた。 鎮西上人・・浄土宗の第二祖。 良忠上人の師で主として九州に於いて念仏を弘められた。 良忠上人・・当寺の開山。 浄土宗の第三祖として浄土宗の基礎固めに貢献された。 三尊五祖が、庭園の中に石で表現されています。 庭園全体の構図は、煩悩多いこの世(此岸)と救われていく彼の岸(彼岸)とを明らかに示しています。 * (左/勢至菩薩)・・(中/阿弥陀如来)・・(右/観音菩薩) * (左/善導大師)・・(右/お釈迦様) * (左/記主・良忠上人)・・(中/鎮西上人)・・(右/法然上人) ● 善導大師像 中国唐時代に活躍された浄土教の高僧で、宗祖法然上人はこの善導大師の教えに導かれて浄 土宗を開かれました。 浄土宗では大師を高祖と崇拝いています。 当寺の御開山良忠上人も厚く大師を敬い鎌倉時代から深く心の結びつきを持たれていました。 良忠上人はこの地に光明寺を開かれて善導像を作り、大師を顕彰されました。 この銅像は寛文(1663年)当時第41代玄譽知鑑上人の建立です。 ● 開山堂 当時開山良忠上人(記主禅師)の尊像および歴代の法王(住職)を祀る御堂です。 開山の良忠上人は、浄土宗の第三祖(宗祖法然上人から三代目)として関東にお念仏の教えを弘 められました。 上人は島根県那賀郡に生まれ各地で修行と修学を積み正嘉2年(1258)の頃鎌倉に入り、幕府4代 執権北条経時公の帰依を受けて、この寺を開かれました。 学徳を備えた高僧で、すぐれた僧侶を育てました。 また多くの書物を著し、今日の浄土宗の基盤を為るという大きな働きをされ、この功績を称えて、没 後、伏見天皇から記主禅師の諡号を贈られました。 毎年7月6日のご命日には開山忌法要を勤めています。 ● 鎌倉アカデミア碑 〈これからの教育は、自分の頭で考える人間づくりにある。 教育に携わる人間は、大胆に思い切った教育を進める野人の中から選び、学校は寺子屋で もいいから、文部省の中央集権的な教育統制は無視すべきである〉(一部略) 鎌倉アカデミアは、こんなコンセプトをもとに昭和21年(1946)、材木座の光明寺を使用して開校 されました。 学長の哲学者・三枝博音をはじめ、作家・高見順や演出家・村山知義といった個性あふれる教 授陣は、教育の理想を求めて、ユニークで自由な実践を大胆に押し進め、「楽しい学園」を目指 し、作家・山口瞳、作曲家・いずみたく、映画監督・鈴木清順など多くの逸材を輩出。 その先駆性がいま改めて見直されています。 ● 石碑 (法然上人800年大御忌鑽仰) ● 寺務所 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |