(4)若山牧水歌碑→芭蕉天神


                          



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  ● 百草園と若山牧水
       旅に生きた憂愁の歌人として有名な若山牧水は、まだ学生であった明治40年前後に百草園の自然
      を愛して、しばしば訪れていました。
       41年春には、小枝子という美しい名の恋人を連れて泊まり、熱烈な恋の歌をよんでいます。 しかし、
      この恋は悲恋に終わり、1年後にふたたび百草園を訪れた牧水はひとり静かに思いにふけり歌集「独
      り歌へる」を作りました。 そして、この時期に歌人として立つことを決意したのです。
       この牧水と百草園との深いゆかりを伝えるために昭和46年秋に建設された歌碑は、牧水の長男若
      山旅人氏が設計しています。      若山牧水歌碑

    若山牧水歌碑
       牧水は自然を求めて旅に生きた歌人で早稲田大学に学ぶ頃明治39年初めてここを訪ねその後数
      年に渉って当時この碑の所にあった茶屋に滞在して武蔵野の自然を詠った 吾人はここに其の三首
      をえらび永く百草園の為に残すものである   昭和46年11月  日野観光協会

        (左) 拾ひつるうす赤らみし梅の実に木の間ゆきつつ歯をあてにけり

        (中) 摘みてはすて摘みてはすて野のはなの我等があとにとほく続きぬ

        (右) 山の雨しばしば軒の椎の樹にふり来てながき夜の灯かな


                  



                



  ● 「若山牧水歌碑」の脇から「芭蕉天神」に向かいます。


                  



  ● 芭蕉天神


                                     



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                                  ● (入口へ) ●


  

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