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<< 本堂−→築山−→大泉が池−→花菖蒲園−→開山堂 >> * 香炉 ● 本堂 平成元年建立。 毛越寺一山十八坊の本坊。 本尊薬師如来(平安時代作)脇士日光・月光両菩薩を安置。 * 本堂右側 * 本堂左側 (全景は、パノラマでご覧ください) * 山門方面 ● 築山(つきやま) 池の南西の位置にあり、水面より約4メートルの高さに築かれている。 水際から山頂近くまで大小各種の石を立て、水辺にせまる岩山の姿が造り出されている。 作庭記に書かれている「枯山水の様」の実例といわれている。 ● 大泉が池 庭園の中心は、四季の美しさを映す大泉が池です。 池は東西約180m、南北約90mあり、作庭当初の姿を伝えています。 池のほぼ中央部に東西約70m、南北約30m、勾玉状の中島があります。 池の周辺や中島にはすべて玉石が敷かれています。 昔は南大門前から中島南まで17間の反橋、金堂側から中島北まで10間の斜橋がかかっていたと 古記録に記されています。 橋の四隅に据えられた橋挟石や南の反橋の橋杭は残存しています。 また直径27センチの大面取の橋杭は二本だけ抜き取られて、宝物館に陳列されています。 これは橋の遺構としては、わが国最古のものとされます。 ● 花菖蒲園 (残念ながら花菖蒲の咲く時期ではありませんでした) 6月中旬から7月中旬まで、300種3万株の花菖蒲が咲きます。 昭和28年(1953年)に平泉町民の発案で開山堂前に植えたことがきっかけで、翌年には東京・明 治神宮から100種100株を譲り受けます。 その後、少しずつ種類も株も増やし続け、今では毛越寺あやめまつりとして一般公開しています。 期間中は延年の舞公演や、子ども写生会、邦楽演奏会なども開催されます。 ● 開山堂 毛越寺を開かれた慈覚大師円仁(じかくたいしえんにん/794〜864)をお祀りする堂である。 慈覚大師は、天台宗第三代座主となり生前の業績を称えられ、日本初の大師号を授けられた。 在唐九年間の紀行「入唐求法巡礼行記/にっとうぐほうじゅんれいこうき」はマルコポーロの「東方 見聞録」、玄弉(げんしょう)三蔵の「西域記」とともに、三大旅行記として高く評価されている。 * 「大泉が池」を右側に見ながら、嘉祥寺跡に向かいます。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |