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<< 二の丸庭園−→遠侍・式台−→大広間−→黒書院−→蘇鉄−→白書院 >> ● 特別名勝 二条城二の丸庭園 池を中心とした書院造庭園であり、庭には三つの島を置き、四つの橋を架け、西北隅に滝を落とし、 池の汀に多くの岩石を配した景勝は変化に富んで秀麗であり、豪壮な趣がある。 庭園は、大広間の西、黒書院の南に位置し、主として大広間からの観賞を想定して造られているが 寛永3年の後水尾天皇行幸の際、行幸御殿が庭園の南側に建造されたことから、南方からの観賞 も配慮して、庭園南部の石組に変更を加えた形跡が見られる。 作庭年代については、記録や作風から推察して、1603年(慶長8年)の二条城築城の際に、その建 築に調和させて造営されたもので、後水尾天皇行幸の際に、数多くの名園を手がけた小堀遠州に よって一部改修が加えられ、今日に至ったものと考えられる。 桃山末期から江戸初期に大成された書院造りの大建築に伴う庭園の特徴をよく示しており、現存す る歴史的庭園の中でも最も優れた作品の一つに数えられている。 ● 正面に大広間、右側に式台・遠侍がみえてきます。 大広間・・・将軍が諸大名らに対面した部屋です。 式台・・・・・昇殿した大名が老中職と挨拶を交わした所です。 遠侍・・・・・昇殿した大名の控室です。 *二の丸御殿の床板を踏むと音がなるため「うぐいす張りの廊下」といわれています。 夜間など侵入者があればすぐに分かる装置です。 音を発する仕掛けには、「目かすがい」と名付けられた独特の金具が施されています。 (全景は、パノラマでご覧ください) ● 池を見ながら黒書院方面へ。 (右画像・・・・正面/黒書院南面 右側/大広間) ● 黒書院・・・将軍と親藩及び譜代大名が内輪で対面した所です。 *黒書院/南面 ● 蘇鉄(ソテツ)の防寒対策 例年この時期にソテツに稲わらのシート”こも”を巻いて防寒対策をしています。 二条城では、さらにこの”こも”の上に傘を重ねたような、伝統的な技術による装飾を稲わらでほど こします。 稲わらで化粧をしたソテツの姿も美しく、この姿は二の丸庭園の冬の風物詩になっています。 *黒書院/西面 ● 白書院方面へ。 ● 白書院・・・将軍の居間と寝室です。 ● 本丸御殿へ向かいます。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |