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<< 勝道上人−→宝物殿−→逍遥園−→紫雲閣−→本坊 >> ● 輪王寺入口に勝道上人の像がたっています。 勝道上人 (日光の開山の祖として知られています) 735年に現在の栃木県に生まれ幼い頃は藤糸丸と呼ばれていました。 7歳のころ夢の中で「あなたはこれから仏の道を学び、大きくなったら日光山を開きなさい」と告げ られ、僧侶としての道を目指すことになりました。 28才に僧侶なり法名を厳朝と言い後に勝道と改めます。 766年に日光の霊峰とされる二荒山・男体山の霊峰を参拝していると突然雲が立ち込めて、大空 に舞い上がり東北の方へ吸い込まれたので、その地点に急ぎました。 紫雲石、青竜、白虎、朱雀、玄武の四つの守護神の霊地と感じ、この場所に紫雲立寺を建立し、 これが現在の四本竜寺にあたります。 これが1200年以上になる日光山の歴史のはじまりです。 勝道上人は、10数年の苦行の末、男体山の頂上に達し二荒山大神を拝し奥宮を祀りました。 ● 約50年ぶりの大修理で一部が仮囲いで覆われた三仏堂を見ながら進みます。 *(仮囲いで覆われた三仏堂)・・・(東受付所) ● 宝物殿 当寺に伝来する奈良朝から今日に至る迄の寺宝を収蔵する目的で建設されたもので、輪王寺の歴 史にふれていただくため、その一部を公開することとし、昭和58年4月に開館しました。 当時の所蔵品は、国宝1件59点、重要文化財49件1616点、重要美術品4件7点を含む約3万点あり、 各時代に互る仏教美術品および、家康、家光両公の御遠忌法要の際の献納品、諸道具、舞楽装束 などが伝来することが特色といえます。 尚、平成15年より、徳川記念財団の特別協力館となり徳川宗家に伝来する什宝も常設展示を行って います。 ● 逍遥園 (しょうようえん)・・宝物殿と紫雲閣の間に入口があります。 日本における代表的な名園の一つで、面積はおよそ3200平方米(970坪) 江戸初期に輪王寺宮門跡の本坊に造られた庭園で、池泉回遊式、東西に長く、南方西方の山々を 借景としています。 文化12年(1815)の大改修に際し儒者佐藤一斎により逍遥園と名付けられました。 庭園に接して御霊殿・聖蹟の間・紫雲閣等の建物があり、特に聖蹟の間は明治天皇が御泊まりに なられた建物です。 * (右画像/明治天皇日光行在所) * (茶席) * (宝物殿) (全景はパノラマでご覧ください) ● 紫雲閣 約1200年の歴史を有する輪王寺の布教活動・仏教文化の向上を目的として明治時代に創建された 施設です。 現在の建物は、その約100年後の昭和61年に新築され、近代的設備を伴って一新されたものです。 一階のホールは、講演・会議・展覧会・休憩所など。 二階の仏間は、法話・写経・茶会など多目的に利用できます。 ● 本坊 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |