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<< 住吉橋−→銅門−→銅門土塀模−→伝銅門礎石−→ビャクシン−→大漁桜−→歴史見聞館 >> ● 小田原城と銅門(あかがねもん) 銅門は、小田原城二の丸の表門で、南側の馬屋曲輪(くるわ)やお茶壷曲輪とは住吉堀によって隔 てられています。 江戸時代には、馬出門土橋(現在のめがね橋)から城内に入り、銅門を通って、二の丸御殿や本丸、 天守へと進むようになっていました。 * (江戸時代末期の小田原城絵図/部分) ● 住吉橋を渡り、銅門へ向かいます。 開門時間・・・午前7時から午後9時 照明時間・・・日没から午後10時まで * (住吉橋) * (ふり返ると) ● 銅門(あかがねもん) 天守閣へ通じる登城ルート上に設けられた二の丸の表門。 扉の飾り金具に銅を使用していたことから、その呼び名がついたと言われている。 当時の工法により平成9年(1997)に復原。 櫓門の梁:マツ 柱・扉:ヒノキ * (銅門を入り振り向いて) ● 銅門土塀模型 この土塀模型は、銅門の建設を行うに際し、事前に制作したものです。 銅門は、江戸時代の工法、技術を採用しているため、使用する木材や白壁の材料である土の収縮 や乾き具合などを確認する必要があり、この模型は重要な役割を果たしました。 皆様に古い建築の工法をご理解いただくため、銅門の完成を期に小田原市建築協同組合より寄贈 を受けたものです。 小田原市 ● 伝銅門礎石 この石は、銅門で用いられていたと考えられている礎石です。 使用状況は、復元した銅門をご覧いただくとわかりますが、石の大半を土中に埋め、側面を斜めに加 工した部分を櫓台の石垣に合わせて設置します。 そして、ホソ穴に柱材を固定して礎石としました。 箱根外輪山の安山岩製で、ところどころに石を割る際に開けられた「矢穴」が確認できます。 手前の石は約1.6トン、奥の石は約1.5トンある立派なものです。 小田原市 ● 小田原市指定天然記念物 小田原城跡のビャクシン (昭和56年3月30日指定) 所在・・城内3-22 樹相・・目通り幹囲 3.1m 株本周囲・・約3.9m 樹高・・約15m 枝張り状況・・東西約12m 南北約15m ビャクシンは主として本州、四国、九州の海岸地帯に自生しており、庭園や社寺境内などにも植栽さ れている常緑樹です。 この木は市内最大級のもので、主幹の地上約4.5mのところで二つの支幹に分かれており、各々が 枝葉を伸ばして樹冠を形作り、石垣で囲った盛土の上に立っています。 ただ、幹の表面に相当の損傷を受けており、見方によると一見痛々しい感じもしますが、それだけに 小田原の長い歴史とともに生き続けてきた、深い年輪が刻まれているような風格のある古木です。 ● 大漁桜 原木は熱海市の網代漁業組合の網干場にあり、花色が鯛の色に似ているのでこの名がつけらたと いわれています。 ● 小田原城歴史見聞館 小田原城の始まりから現在に至るまでや、小田原北条氏の歴史を、模型、音声、映像などで分かり やすく説明しています。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |