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-7:00--------------7:13------7:18------------------------------- −すぐ(左)-相模湖病院の脇駐車場−顕鏡寺−岩窟−−蓮華岩・大天狗岩-−− --------------7:20-7:25-------7:33-7:40-------------------------- −−−鏡岩・小天狗岩-−吉野岩(弁慶の力試岩−-擁護岩(雷電岩)−-試岩-− -----------------------------------------(顕鏡寺奥の院)--------- −八方岩−−融合見晴台−−石老山−-融合見晴台−顕鏡寺−−駐車場 --------------8:02------8:28-8:40------8:58-----9:18------9:23 相模湖病院脇駐車場は、3台位しか駐車できませんのでご注意ください。 所要時間(休憩は含みません) 登り・・63分 下り・・43分 (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) (画像をクリックすると、大きくなります) |
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7:13 7:18 7:20 7:25 7:33 |
梅の木橋を渡った所から「大洞山」に行く事 が出来ます。 大垂峠を通過し、右側の駐在所の先の標識「千木良」で左折し戻るような感じで。 (相模湖駅の交差点まで行き左折し、相模湖の湖畔を走っても行けます。) 交差点の左側が工事の所を右折し、トンネルを抜け進むと、国道412号(阿津)に。 標識(阿津)で右折、次の信号(診療所)を左折し道なりに進み、突き当りを右折し、すぐ左折。 道なりに進み、赤い橋を渡ると、相模湖病院です。 病院の駐車場と共用らしく公衆トイレもあり、登山口駐車場との看板もありますが、登山者用の スペースは、3台くらいだそうです。 支度をして出発。 顕鏡寺山門手前左側には樹齢400年の蛇木杉が堂々と空にそびえています。 顕鏡寺到着。 顕鏡寺 今から千百年余り昔のこと。 当時の宮人、三条貴丞卿の若君 武庫郎と八条殿の姫君の子として生まれた男の 子は岩若丸と名付けられ、若君は子供との再会の証として鏡を割って1片を渡し道 志法師として諸国行脚にでた。 その後成長した岩若丸は、父母と再会しました。 僧となって源海上人と号し、古い石の山から寺の号を石老山といい鏡から顕鏡寺と 呼んだといわれています。 ![]() ![]() 顕鏡寺の木像阿弥陀如来坐像・・相模原市指定有形文化財(彫刻) 像高85.4cmの寄木造で、現状は黒彩されています。 この像の特徴は、上品で温和な表情、丸く自然に張る頬、身体各部のやわらかい肉 付け浅く日が控えめな衣丈などで、11世紀に仏師定朝が完成し平安時代後期に全 国で流行したいわゆる定朝様の特徴が残されています。 この像は、非公開になっています。 指定年月日 平成19年4月1日 相模原市教育委員会 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (津久井の名木 蛇木杉) 科目 スギ科スギ属 樹高/40m 樹齢/400年(推定) 特徴/常緑高木 巨大なスギの根が2本露出しており、その姿があたかも大蛇が寝そべって見えることから この名がつけられた。 (顕鏡寺のイチョウ・・かながわの名木100選) 樹高/42m 胸高周囲/5.4m 樹齢 約400年(推定) 幹がまっすぐ高く伸び、樹高では県内ではもっとも高いイチョウです。 イチョウは、中国原産の落葉高木で、その仲間は古生代から中生代にかけて栄え、日本 にも化石が産出します。 1科1属1種の雌雄異体の裸子植物です。 樹高/45m 胸高周囲/14m 樹齢 約2000年に達するものもあると言われています ![]() ![]() |
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樹齢400年のイチョウの木がそびえ、「岩窟」の脇を通ります。 岩窟 この岩窟は、道志法師(どうしほうし)・源海法師(げんかいほうし)が住居とし、これを 道志岩窟とよぶ。 岩窟の中に、福一満虚空蔵尊(ふくいちまんこくうぞうそん)が安置されており、顕鏡 寺の寺宝とされている。 顕鏡寺で行われる 小児虫留加持(しょうじむしごめかじ)は、この虚空蔵尊の霊験と いわれている。 岩の大きさは高さ7M横幅約12mで、岩窟の中は奥行き5m・横幅約5m・高さ約2m ![]() ![]() お堂と鐘楼堂があります。 * (鐘楼堂)・・・(鐘楼堂) ![]() ![]() ![]() お堂の脇に 石碑「朝香宮鳩彦王殿下(あさかのみややすひこおう)御登山」と、赤い鳥居が たっています。 * (朝香宮鳩彦王殿下御登山)・・・(赤い鳥居) ![]() ![]() |
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蓮華岩・大天狗岩〜鏡岩・小天狗岩〜吉野岩(弁慶の力試石)〜〜擁護岩(雷電岩・顕鏡寺奥 の院)〜試岩〜八方岩と、岩巡りがはじまります。 (各岩ごとに説明文があります) (蓮華岩・大天狗岩) この岩は散蓮華のような岩なので、「蓮華岩」といわれている。 やや登って右側奥に、直立した天狗の鼻のような岩がありこれを「大天狗岩」という。 岩の大きさは 蓮華岩・・・・高さ3.5m 横幅約8m。 大天狗岩・・高さ約14.5m、横幅約16m。 ![]() ![]() (鏡岩・小天狗岩) この岩は、平面が鏡のようで朝日を反射し光を放つようで、「鏡岩」と名付けられた。 右側・斜め下山中に直立した天狗の鼻のような岩があり、これを「小天狗岩」という。 岩の大きさは、鏡岩・・・・・高さ23.5m 横幅約18m。 小天狗岩・・高さ約2m 横幅約8m。 ![]() ![]() (吉野岩・弁慶の力試岩) 登山道にかぶさるように突出しているこの岩を、「吉野岩」という。 別名「弁慶の力試岩」ともいわれ、中央に拳のあとが2つある。 弁慶は強かった人かもしれないが、この岩に拳の跡を残す力はなかったとおもう。 拳に似た岩が抜け落ちて出来た物と思われる。 岩の大きさは、高さ約11m 横幅約7m。 ![]() ![]() ![]() (奥の院・飯綱大権現) 當山奥の院にして秋は鎮守飯綱大権現を祭る。 天空に突出する大岩擁護岩と稍し、又は「雷電岩」ともいう。 社頭の大杉は当社の神木なり。 これより試岩・八方岩を通り登るごとに眺望雄大なり。 (擁護岩・雷電岩) 飯綱権現神社を覆い被さるように突出している岩が「擁護岩」で別名「雷電岩」ともいう 飯綱権現神社をかかえて守る為、擁護岩を名付けられたと思われる。 この擁護岩は、石老山でもっとも大きい岩である。 高さ約12m、 横幅約19m。 * (奥の院・飯綱大権現)・・・(擁護岩・雷電岩) ![]() ![]() ![]() (試岩) 大きな岩が半分に割れたのが「大試岩」。 横に割れて小さいのが「小試岩」。 昔、腕のたつ武士がこの山に登ったとき、鋭利な大小の刀で この岩を試し切りしたと伝いられ、大刀で切ったのが大試岩。 小刀で切ったのが小試岩という。 岩の大きさは、大試岩が高さ約3.5m 横幅約6m 小試岩が高さ約1.5m 横幅約4m ![]() ![]() (八方岩) 山腹に突出した岩が「八方岩」で、この岩に登れば八方が見えるといわれているが、東南 方面が見えるだけである。 東南方面の眺望は雄大である。 岩の大きさは、高さ約9M、横幅約14m。 ![]() ![]() ![]() ![]() 八方岩を過ぎると、標識(←顕鏡寺0.4km 石老山バス停 篠原3.6km 石老山1.1km↑) スギ林の中を登っていきます。 ![]() ![]() ![]() |
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天気がよいと、相模湖方面が良く見えます。 * (融合見晴台) ![]() ![]() ![]() 標識(←篠原3.2km 石老山1.1km)に従って登って行き、左側のベンチ通過。 ![]() ![]() ![]() なんと「宮標石」があり驚きました。 宮標石 明治時代に御料林とされ皇室所有の土地としたときの標石だそうです。 標石の上には”X ”が印され、側面に“ 宮 ”の刻印がされています。 宮マークは御料局の印しで、反対側には境界を印した表示があります。 顕鏡寺お堂の脇に 石碑「朝香宮鳩彦王殿下(あさかのみややすひこおう)御登山」が 建っていたので、やはり以前は皇室と関係があったのでしょうか・・・ ![]() ![]() ![]() 2008年6月に水沢山(群馬県高崎市)で見てから下記の山で出会いました。 三国山(山梨県山中湖町)・高指山(山梨県山中湖町)・丸岳/箱根(静岡県御殿場市) 精進湖パノラマ台(山梨県富士河口湖町)・三方分山(山梨県富士河口湖町) 高尾山(東京都八王子市)・景信山(東京都八王子市)・八王子城跡(東京都八王子市) 落葉樹が多くなり大木の脇にベンチがあり、その先にも宮標石が。 ![]() ![]() ![]() 小さなピ-クを上り下りし、3つ目のベンチ(ここにも宮標石)通過。 ![]() ![]() ![]() ベンチの先が最後の下りで、その先で木の階段を登り返します。 ![]() ![]() ![]() 登りきると標識(←牧馬 ↓顕鏡寺1.9km・石老山バス停 大明神展望台1.6KM・篠原2.1km→) 左側が頂上です。 * (山頂方面)・・・(標識)・・・(大明神展望台・篠原方面) ![]() ![]() ![]() |
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富士山はじめ丹沢の山々(大室山・桧洞山・蛭ヶ岳・丹沢山・・)がよく見え、テーブルとベンチが 沢山あるので、ゆっくり休憩できます。 ![]() ![]() ![]() ![]() (全景は、パノラマでご覧ください) 頂上から「牧馬方面」にほんの少しいくと、また「宮標石」が。 ![]() ![]() ![]() |
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融合見晴台通過。 顕鏡寺に到着、駐車場に向かいました。 (画像をクリックすると、大きくなります) |