<< 山門−→松姫様の東下之像−→禅語”本来無一文”→寺務所(総受付)−→ −→拝檀−→狗子有佛心−→茶筌塚−→四諦(したい)・八正道(はっしょうどう)の手洗石 >> ● 山門 ![]() ![]() ● 松姫様の東下之像 ![]() ![]() ● 禅語 ”本来無一文” 万物は元々空である 手に一物も持たずに生まれ 一物も持たずに世を去る 禅は名誉や財産に 執着することを笑う ![]() ● 寺務所(総受付) ![]() ![]() ![]() ● 拝檀 舎利殿 観音堂上の法塔には、釈迦如来の御真骨 御仏舎利 が奉安されております この御仏舎利は1975年仏縁あってタイ国屈指の名刹ワット・パクナム寺に六百年伝えられている 御仏舎利の一粒を分与奉安されたものであります 舎利禮文 一心頂礼(いっしんちょうらい) 万徳円満(まんとくえんまん) 釈迦如来(しゃかにょらい) 真身舎利(しんじんしゃり) 本地法身(ほんじほっしん) 法界塔婆(ほうかいとうば) 我等礼敬(がとうらいきょう) 為我現身(いがげんしん) 入我我入(にゅうががにゅう) 仏加持故(ぶつかじこ) 我証菩提(がしょうぼだい) 以仏神力(いぶつじんりき) 利益衆生(りやくしゅじょう) 発菩提心(ほつぼだいしん) 修菩薩行(しゅぼさつぎょう) 同入円寂(どうにゅうえんじゃく) 平等大智(びょうどうだいち) 今将頂礼(こんじょうちょうらい) ![]() ![]() ● 狗子有佛心 右側面 書 広川弘禅 昭和20年代 時の自由党総裁吉田茂の下 党の幹事長さらには農林大臣を努める 画 田河水泡 昭和10年代の戦中に少年倶楽部に軍隊漫画の”のらくろ”を連載して一世を風靡した 裏面 禅語 狗子有佛心 趙州従 (唐 中 期) (778〜897) 偈示 天地同根 万物一体 本意 宇宙の森羅万象は悉く差別の世界である。樹木は樹木、人は人、狗は狗で何ひとつ同じもの はない。 千体万様であるが、その根本を尋ね本体を求めれば一切悉く同一根本の佛である 左側面 此の碑は信松院廿八世大庵俊成大和尚が盟友広川弘禅、田河水泡と席を同じくした時に、田河水 泡興に乗じて”のらくろ”を画くや、広川弘禅が”よし”と筆を取って”狗子有仏心”と揮毫したのがこの 軸である 平成廿八世大庵俊成清浄本然忌に記念として、この碑を建立したものである。 平成廿一年十二月十三日 信松院 廿九世 渓山輝成 三十世 智玄和裕 ![]() ● 茶筌塚 ![]() ● 四諦(したい)・八正道(はっしょうどう)の手洗石 この世は苦に満ちた世界である。 この世界に人は 生れ、老い、病み、死ぬ。(四苦) 釈尊は人々を苦界から救わんと 四諦八正道の真理を示されました。 四諦とは”苦”集”滅”道”を言います。 苦しみは煩悩が集った結果である。 故に煩悩を滅っせなければならない。 それには正しい道の実践が必要であり、その道とは八正道である。 この手洗石には四諦・八正道の字句が刻まれています。 ![]() ![]() (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |