● 信松院 信松院の文化財 所在地 八王子市台町3-18-28 「松姫」は武田信玄の娘で武田氏滅亡後、八王子へ逃れこの地で没しました。 江戸時代の初め、「松姫」は武田家遺臣の多かった八王子千人同心の精神的な支えもありました。 そのため、信松院には「松姫」ゆかりの品が残り、文化財にも指定されています。 ○ 木製軍ひな形(東京都指定有形文化財) 小早川隆景の軍が使用した軍船の模型と伝えられ、松姫の兄、仁科盛信の子孫である仁 科資真から寄進されたもので、当時の船を知る貴重なものです。 正徳4年(1714)の仁科資真寄進目録も合わせて伝えられています。 ○ 木造松姫坐像(八王子市指定有形文化財) 寄木造、玉眼。彩色されており、剃髪し法衣に袈娑をつけた尼僧の姿で、松姫百回忌に当 たる正徳5年(1715)頃の作製と考えられています。 ○ 松姫尼公墓(八王子市指定史跡) 松姫はこの地で没し、信松院の開基となりました。 延享5年(1748)に八王子千人同心により墓を囲む玉垣が寄進されました。 平成24年12月28日 八王子市教育委員会 仏教の五色旗 色の意味 ブッタの袈裟の色 あらゆる屈辱や迫害、誘惑などに耐え、怒らぬ「忍辱」を表します。 ブッタの歯の色 清らかな心で悪業や煩悩の苦しみを清める「清浄」を表します。 ブッタの血液の色 慈悲の心で人々の救済に満進する「精進」を表しております。 ブッタの身体の色 豊かな姿で揺るぎない性質を示す「金剛」を表します。 ブッタの頭髪の色 心乱れず穏やかな状態で力強く生き抜く「定根」を表します。 ![]() (左/山門)・・・(中/松姫様の東下之像)・・・(右/寺務所(総受付)) ![]() (左/茶筌塚)・・・(中/四諦(したい)・八正道(はっしょうどう)の手洗石)・・・(右/松姫出世地蔵) ![]() (左/佛殿)・・・(中/観音堂・舎利殿)・・・(右/布袋堂) ![]() (左/松姫尼公墓)・・・(中/穴守稲荷神社)・・・(右/カフェ「金照庵」・・ブティック「Belle Dame」) ![]() (1) 山門−→松姫様の東下之像−→禅語”本来無一文”→寺務所(総受付)−→ −→拝檀−→狗子有佛心−→茶筌塚−→四諦(したい)・八正道(はっしょうどう)の手洗石 (2) 佛殿−→観音堂・舎利殿−→布袋堂 (3) 武田信玄公息女松姫君御手植ノ松−→市指定史跡「松姫尼公墓」 (4) 松姫出世地蔵−→穴守稲荷神社−→カフェ「金照庵」−→ブティック「Belle Dame」 ● 山門 開閉時間 開門・・・午前八時 閉門・・・午後五時 参拝時間 堂内礼拝 開扉 午前八時四十五分 閉扉 午後三時四十五分 尚、墓所内に於かれましては閉門時間迄にお済ませください。 お寺の都合によっては多少前後する場合があります。 ● アクセス 電車の場合 JR西八王子駅より 徒歩約15分 バス 99系統 信松院下車 車の場合 中央道八王子IC(第2出口)より、市内方面へ15分 駐車場 山門の道を挟んで反対側 ![]() ![]() (信松院のHPを参考にしました) ● 松姫峠(山梨県大月市と小菅村の境にある標高1,250mの峠) 武田信玄の息女松姫が、八王子に逃げ延びる時に越えた峠という事で名付けられたそうです。 現在は峠下の松姫トンネル(国道139号バイパス)が開通して便利になりましたが、旧道は狭隘な 区間が多く、大月側は通行止めになっています。 小菅村側からはアクセス可能で、大菩薩峠や奈良倉山・鶴寝山への登山口にもなり、富士山や小 金沢連峰の眺望も楽しめます。 ![]() 近くの 八王子城跡・・滝山城跡・・片倉城跡・・武蔵陵墓地・・小宮公園 夕やけ小やけふれあいの里・・興慶寺・・永林寺・・高尾駒木野庭園・・宝生寺 高尾山・・小仏城山・・景信山・・陣馬山・・今熊山・・多摩森林科学園 を載せてあります。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (ホームへ) ● |
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