(3)本丸跡→二ノ丸水路

                           


                       (画像をクリックすると大きくなります)    (駿府城公園
   

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  ● 駿府城本丸跡
      駿府城本丸跡の石碑と、鷹狩をする徳川家康公の銅像が立つています。

                               


                                     


  ● 家康手植のミカン(静岡県指定天然記念物)    指定年月日 昭和25年3月14日
       徳川家康公が将軍職を退いて駿府城に隠居のおり、紀州(和歌山県)より献上された鉢植えのミカン
       を天守閣下の本丸に移植したものと伝えられている。
       このミカンは、当地の方言でホンミカンといわれており、鎌倉時代に中国から入った紀州ミカン(コミカ
       ン)の一種で、香の強い、種のある小形の実を結ぶ。
       静岡地方のミカンの起源を知るうえで貴重なものである。
          花の時期  5月初旬   収穫の時期 12月中旬
                  平成4年12月    静岡市教育委員会 静岡県教育委員会

                  


  ● 東照公御遺訓
       人の一生は重荷を負て遠き道を行くが如し急ぐべから   不自由を常と思えば不足なし
       心に望み起らば困窮したる時を想い出すべし   堪忍は無事長久の基怒りは敵と思え
       勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば害その身に至る
       己を責て人をせむるな及ばざるは過ぎたるよりまされり   徳川恒孝徳川家(第18代当主)書

  ● 「行幸御野立所跡」碑  昭和5年5月29日
       静岡34連隊の演習を、昭和天皇がこの場所でご覧になった事を示す碑だそです。

    * (東照公御遺訓)・・・(行幸御野立所跡 碑)

           


  ● 二ノ丸水路
       この水路は、本丸堀と二ノ丸堀をつなぐ水路で本丸堀からの水を外に出す目的で築かれています。
       幅は約4.5m、江戸時代の深さは約4m、長さは約95mあり、4回折れ曲がっています。
       本丸堀との接続部分は約2mの段差を設けて本丸堀の水位を保つようになっています。
       水路両側は石垣で底の部分にも本丸側約50mにわたり石が敷かれており底が洗い流されない非
       常にめずらしい構造になっています。
       石垣の下方は家康公築城当初の石垣と考えられ、家康公の威風を示す貴重な遺構です。

                 


    * (内堀)

                  


               


 ● 銀座の柳 二世
      柳の由来
         今から400年前の慶長6年5月(1601年)、徳川家康は伏見に銀座を開設した。
         その後慶長11年(1606年)、駿府両替町の地に銀座が二番目として設置されたが、慶長17年
         (1612年)に江戸に移し、新両替町(現銀座二丁目)として運営され、明治2年町名が銀座に改めら
         れ現在に至っている。
         明治17年、銀座の街路樹は柳に統一されたが、大正12年の関東大震災や昭和20年の東京大空
         襲の被害に遭いながらも市民の保存への熱意が実り、立派な並木がよみがえった。
         しかしながら、高度成長期の昭和42年(1967年)頃より、銀座の柳が姿を消した。
         これに心を痛めた地元の有志が保存運動に心血を注ぎ、挿木で苗木を殖し、銀座はもとより全国
         各地へ寄贈されている。
         本市も銀座のとりもつ縁により駿府城趾の一隅に銀座の柳二世を植え後世に伝えるものである。
                            平成13年10月吉日    静岡市

                         


 ● 献上 伊東小室桜 / 大御所 四百年祭記念

                             


 ● 双葉葵の小径
       徳川家康公が、大御所として駿府城に入城されて四百年となる2007年度に大御所四百年祭が開催
       されることを記念して、家康公ゆかりの駿府城に、双葉葵の小径を整備しました。
       フタバアオイは、徳川家の家紋である「三つ葉葵」のモチーフとなった植物です。
       ウマノスズクサ科の多年草で京都加茂社の神紋としても知られ、多くの人々に大切にされています。
       本整備事業は、財団法人静岡県グリーンバンク創立30周年記念緑化事業として行われました。

 ● 歩兵第34連隊址碑

                   


 ● 軍神橘中佐碑
       遼陽城頭夜は闌けて   有明月の影凄く   霧立ちこむる高梁の   中なる塹壕声絶えて
       目醒め勝ちなる敵兵の   胆驚かす秋の風

       敵の陣地の中堅ぞ   先ず首山堡を乗っとれと   三十日の夜深く   前進命令たちまちに
       下る三十四連隊   橘大隊一線に

                      



                         (画像をクリックすると、大きくなります)


                              ● (入口へ) ●

 

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