(画像をクリックすると大きくなります) (駿府城公園) |
<< (二)駿府城は、どんな城だったの!−→(三)駿府のまちはどんなろころ? >> 金箔のついた瓦(静岡市) 駿府城では、金箔が付いた瓦も発見されています。 この瓦は屋根の先端に使われていた軒丸瓦で、文様のへこんでいる部分に金箔がぬられています 駿府城で発見された瓦(静岡市蔵) 城の屋根の先端には、軒丸瓦と軒平瓦が使われています。 屋根の端にそってこの2つの瓦が交互に組まれています。 これらの瓦は後の時代に作られたものより厚いことから、慶長12年の家康による駿府城の大改修の 時に作られた瓦と推定されています。 東御門・巽櫓模型 S=1/40 節句用 徳川家康鎧 (提供 静岡雛人形協同組合) ● (二)駿府城は、どんな城だったの! 江戸時代の石運びを体験してみよう! 江戸時代の人々は、重い石をこの修羅と呼ばれるソリを使って運んでいたよ。 この石の重さは約200kgあるよ。 みんな紐を引っ張って石を運ぶポーズをとってみてね。 *紐が抜けてしまうので、あまり強く引っ張らないでね。 石を割ったときの穴のあとが残っている石(静岡市蔵) 江戸時代、石材の加工は人の手によって行われました。 機械が無い時代には、ノミやカナヅチを使い、「矢穴」と呼ばれる穴を開け、そのあと楔(矢金)や大き なカナヅチを使って石材を採掘する場所から石を切り出してきました。 駿府城の石垣をよく見ると矢穴の痕が残っている石があります。 「石を割る順序」 ノミで3mm幅で輪郭だけを線刻する−→深さ2cmで彫っていく−→ −→矢穴を深く彫って楔を入れやすい形にする−→矢穴に楔を入れて石を割る−→ −→四足御門跡にのこる、矢穴のあいた石 ● (三)駿府のまちはどんなろころ? 坤櫓(ひつじさるやぐら)にあった(?)かもしれない槍 槍「銘 越前住河内守藤原義植(えちぜんじゅうかわちのかみふじわらのよしうえ)」 (静岡市蔵) 坤櫓に保管されていた武器について書かれた古文書に名前がある刀工によってつくられた槍です 中央に刻まれた模様は、インドの武器をモチーフにしているようです。 駿府城下町行列図 日本最古の大名行列図屏風として確認されているのが本屏風です。 大御所・徳川家康公お膝下の「駿府城下町」の町中を威風堂々と行進する大名行列に加えて活気 のある城下の様子が店舗のたたずまいなどからもその繁栄ぶりが活写されています。 駿府城は雲に隠されていますが、天守の最上階と屋根だけが雲間に姿を現しています。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |