高幡不動尊 ( たかはたふどうそん 東京都日野市 )
馬場跡からのパノラマ 境内巡りコース 八十八ヶ所巡拝コース

  ● 高幡不動尊
      真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺は高幡不動尊として親しまれ、古来関東三不動の一
      つに挙げられています。

      大宝年間(701)以前の創建とも奈良時代行基菩薩の開基とも伝えられていますが、1100年前、平安
      時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって当地を東関鎮護の霊場と定めて山中に不動
      堂を建立し不動明王をご安置したのに始まっています。
      三万余坪の境内に重文の不動堂・仁王門・壮麗な五重塔・勅願所の風格を偲ばせる大日堂など二
      十数棟の堂々たる伽藍が建ち並び、ご本尊の不動三尊像(重文)大日如来像をはじめ平安時代か
      らの古文化財、寺宝が数多く収蔵されています。

      裏山不動ヶ丘には、「山内八十八ヶ所の大師像」がまつられています。
         ● 高尾山内八十八大師めぐり もご覧ください。

      サクラ・アジサイ・紅葉など、四季とりどりの味わいが楽しめます。


                  


  ● 高幡城
      高幡城は浅川や多摩川の渡河地点を監視する目的で築かれたようです。
      ”多摩の古城址(田中詳彦氏著)”に
         関東の戦乱が激しくなった永享10年(1438)頃に築かれ、度重なる戦乱のたびに増強されたも
         のではないかと、あるそうです。
      高幡十右衛門という人物(天正18年八王子城で討死という)が居住したとも言われています。
      後北条氏の時代には平山氏が守備していたようです。
      天正18年(1590)の小田原攻めに伴う、前田、上杉連合軍の八王子城攻撃の際には城兵は戦わず
      に逃げ去ったと伝えられているそうです。

      城址は高幡不動尊の裏山に位置し、頂上付近を中心に残されています。
      城跡南方の尾根上に出城があったようですが、住宅地にする為削り取られ消滅してしまった様です


  ● アクセス
      車の場合
         (中央高速道路)八王子I.C.〜国道16号(橋本方面)〜北野街道(高幡不動方面)
         (中央高速道路)国立・府中I.C.〜国道20号(聖蹟方面)〜北野街道(高幡不動方面)

      電車の場合
         (京王線)高幡不動下車 徒歩5分
         (中央線)立川駅〜(モノレール) 高幡不動駅下車 徒歩5分


                  


                   (高幡不動尊金剛寺のホームページを参考にしました)

                        (画像をクリックすると、大きくなります)


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