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<< 草の石畳−→竹林−→蓮池−→心字池−→石橋−→藤棚藤棚−→出入口 >> ● 池泉回遊式庭園 心字池の周りに設置された園路を歩きながら、庭の景観とその変化を楽しむ庭園形式です。 金閣寺(鹿苑寺)、二条城二の丸庭園などが有名です。 本庭園では、心字池を中心に園路を配置し、鶴島、亀島、滝石組、藤棚、蓮池などを回遊しながら鑑 賞できます。 また、庭園内の様々な場所から異なった景を楽しむことができます。 左側に「心字池」、右側に「竹林」を見ながら草の石畳を進みます。 左側に「蓮池」が見え、右側は「大津垣」です。 蓮池 石橋方面へ 心字池は石橋で東側と西側に分かれています。 錦鯉 錦鯉は日本でつくられた観賞魚で、「国魚」と言われています。 真鯉からわずかな色彩を見いだし改良を重ねて美しい姿を作出したもので品種は80種以上あります。 その始まりは江戸時代の中期にさかのぼり、発祥は新潟県の山古志地方です。 現在では、国内だけでなく外国で愛好家が増えています。 大きく育ちその色彩美から「世界最大のガーデンフィッシュ」とも言われ、錦鯉の用語は品種名から専 門用語まで日本語で発音されます。 カラフルな色彩に魅了され、一部の品種に見られる渋さは「侘/わび・寂/さび」にも通じ、日本文化の 「泳ぐ芸術品」として観賞されています。 心字池の錦鯉は、「全日本錦鯉振興会」のご厚意により、八王子市に寄贈していただいたものです。 (右画像/高尾駒木野庭園HPからお借りしました) 東側には三尊石・滝石組(龍門漠)が造られています。 三尊石(さんぞんせき)・・・草や木に隠れてみえません。 仏像、仏画、三尊仏のように、中央に配した背の高い主石(中尊石/ちゅうそんせき)と左右に配した 低い添え石(脇侍石/わきじいし)の組み合わせにより浄土思想を表現したものです。 龍門瀑(りゅうもんばく) 「鯉が滝を昇りつめて龍と化す」という禅の思想を表現した滝石組です。 西側には、心字池に鶴島(左)と亀島(右)が対になっています。 石橋を渡ると藤棚があり休憩できます。 (全景は、パノラマでご覧ください) 建物と庭園の間には、もう一つの出入り口があります。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |